住友電気工業グループのアライドマテリアル(東京都中央区、山縣一夫社長)は、富山市内で新工場=完成イメージ図=の建設を計画している。総額約159億円を投じ、2028年度上期の稼働開始を目指す。
同社では、超硬工具、半導体の回路配線、電子部品の製造に不可欠なタングステン粉末、炭化タングステン粉末を生産・供給。今後の需要増加が見込まれる中、富山製作所(富山市岩瀬古志町)から約1キロの場所に約4万平方メートルの用地を確保し、新工場を建設する。タングステンの還元、炭化工程の能力を増強する関連設備を導入し、製造能力を約1・5倍に引き上げ、安定供給の確保と供給量の拡大を図る。
経済産業省による助成金支援対象の「重要鉱物に係る供給確保計画」に認定された。
富山製作所では、粉末製品、超硬工具、タングステン線などを生産している。