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日本工業経済新聞社(埼玉)
2026/04/13

【埼玉】東埼玉資源環境組合、DB方式で工場プラント更新へ

 東埼玉資源環境組合は、第一工場ごみ処理施設におけるプラント施設を更新する。月内に公募型プロポーザルを公告する考えだ。事業方式はDB方式を採用する。10月ごろに優先交渉権者を選定し、仮契約締結を経て、12月ごろに本契約を結ぶ予定だ。更新工事は27〜37年度にかけて、ごみ処理を継続しながら4つの焼却炉を順次更新する。
 更新工事では1〜4号炉のほか、1〜2号蒸気タービン・復水器も対象とする。なお現在使っていない焼却灰溶融炉はこれに伴い撤去する。
 プラント更新事業の前段階として本年度は▽土壌汚染調査▽ごみの外部搬出設備に係る基本設計▽堆肥化施設の一部施設解体工事▽ごみ処理施設付帯工事――などを計画する。
 土壌汚染調査では、4月に地歴調査委託の入札と、7月ごろに土壌概況調査委託の入札をそれぞれ予定する。
 ごみの外部搬出設備に係る基本設計は、5月ごろに指名競争入札を見込む。既存の堆肥化施設内に位置する発酵棟を、ごみの積替ヤードとして改修するために行うもの。プラント更新工事中に超過したごみの搬出に対応する施設となる。設計では屋根の改修や脱臭装置、汚水に対応する設備に係る費用などを検討する。
 堆肥化施設においてはこのほかに、券売機や関連施設3棟を解体撤去する。工事に向けて9〜10月ごろの指名競争入札を見込む。解体撤去後の敷地を仮設ヤードに充てる狙いだ。
 ごみ処理施設付帯工事も9〜10月ごろの指名競争入札を予定する。これはいきいき館(市民プール)の代替駐車場を、いきいき館敷地内と越谷総合公園内の2カ所に整備するもの。現況の駐車場は重機や資材などを配置・保管する仮設ヤードとする計画。
 第一工場ごみ処理施設(越谷市増林3−2−1)の規模は、工場・管理棟の建築面積が1万9968・72u、延べ床面積は5万6259・59。煙突は同328・89u、同730・15u。1995年に完成した。敷地面積は4万5875・44uとなる。
 発電能力は2万4000kW(1万2000kW×2基)。炉形式は全連続燃焼式機械炉となっている。現況焼却炉処理能力は1日あたり800t(200t×4炉)で、プラント更新に伴いこれを1日あたり720t(180t×4炉)とする予定だ。
 工事に係る予算は当初予算で計上しており、第一工場ごみ処理施設プラント更新工事費は26〜37年度を期間とする債務負担行為に設定。限度額は、900億円に賃金・物価変動や消費税制度の変更による増減額を加算した額とした。
 このほか▽土壌汚染調査委託料=1700万円▽ごみの外部搬出設備に係る基本設計費=1100万円▽堆肥化施設の一部施設解体工事費=1390万円▽ごみ処理施設付帯工事費=5000万円――を計上した。