大館市環境課は、ごみ処理施設整備基本構想策定業務を八千代エンジニヤリングと近く随意契約する見通し。大館クリーンセンターの施設整備基本構想を策定するもので、新施設建設や既存施設活用などの整備案、事業手法などを検討する。大館市・鹿角広域行政組合ブロックごみ処理適正化協議会が検討を進めていた処理の広域化については、事業方式や整備時期などで合意形成に至らなかったことから、当面は広域化を見送り、大館市単独でごみ処理事業を実施する。
大館クリーンセンター(大館市雪沢字叉右エ門沢49−1)は、PFI法に基づき大館エコマネジ株式会社が令和元年〜14年3月末まで、基幹的設備改良(2〜4年度)を実施したうえで管理・運営している。今回委託するごみ処理施設整備基本構想策定業務では、新たな施設の整備や既存施設の使用などの案から、ゼロベースで構想を策定するが、14年度以降、最低25年はその処理場を使用するため、新施設建設となる可能性が高い。
また、現在のごみ処理は45t×2炉の90t規模で運営しているが、1日の処理量は60〜70t程度にとどまり、処理能力に余裕がある状況で、今後は人口減少などによりごみ量の減少が見込まれることから、炉の規模も小さくなる見通し。
基本構想の内容次第で事業のロードマップが大きく変わることから流動的だが、他市町村の事業例などを参考にしながら効率よく事業をすすめたいとしている。
なお、ごみ処理の広域化については、将来的な広域化は必要だという見解は2市1町で一致しているため、協議会は存続させることとしている。
提供/秋田建設工業新聞