志木市は志木駅東口ペデストリアンデッキ改修に向けて、2026年度内に実施設計をまとめる方向で調整す25年度に基本設計を策定しており、実施設計ではそこで示した方針の具体化を進める。その後は費用面も含めてどの工事を実際に行えるのか、各方面との調整に取り組む格好となる。
現段階では、屋根や高欄の新設、舗装の再整備などは重点的に実施したい考え。とくに舗装は現況設備(タイル)が雨天時などに滑りやすくなっていることから、快適に歩行できる設備に更新する。高欄については新設を前提としつつ、高欄に埋め込み式照明を導入するか否かを費用面も考慮して実施設計で検討していく。
そのほか、2台あるエレベーターのうち1台が運用には問題ないものの最新規格に適合していないことから、新たな設備を設置する予定だ。もう1台についてはすでに改修を終えている。
基本設計段階では張り出し歩道を整備してデッキを拡幅する方向も検討したが、現時点では部分的な拡幅にとどめる可能性が高い。歩行空間を拡大することでデッキの利便性を向上させ賑わい創出につなげる狙いだ。
老朽化がみられる化粧板については対応方針を実施設計で詰める。大枠の方向性としては維持管理しやすい設備に再整備する考えだ。現況の設備をルーバーに切り替える方向なども視野に入れており、概算費用を算出して実行可能か検討する。
27年度に調整を行った上で、28年度から工事に取り掛かる想定。仮の工程として施工期間を2年とみているが、実際の工期は調整を続ける。
複数の工事内容が混在し、かつデッキの供用を維持しながら施工する必要があるため、担当課としては一件ではなく複数の工事として発注する方向が最適とみている。
基本設計は、八千代エンジニアリング関東センター(志木市、рO48−815−6070)が手掛けている。
志木駅東口ペデストリアンデッキは1999年に架設されたもの。橋長は約283・4m。駅の玄関口としてデッキを憩い・交流の場に再整備しつつ、駅東口から市役所方向に回遊を促す導線づくりに取り組む計画だ。
提供:埼玉建設新聞