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北陸工業新聞社
2026/04/21

【富山】富山地区初の耐震岸壁完成/伏木富山港国際物流ターミナル/北陸整備局

 北陸地方整備局は19日、伏木富山港富山地区国際物流ターミナルの大規模改良および耐震強化工事の完成式典を、富山市岩瀬町の現地で開き、関係者や施工者ら約100人が同地区初の耐震強化岸壁の完成を祝った。
 同地区の2号岸壁(水深10メートル、延長185メートル)が供用開始から約50年経過し、老朽化していたことから改良工事とともに、耐震強化工事を実施。コンクリート製の基礎を海中に沈める「ケーソン式」を採用した。耐震強化岸壁は同地区では初めてで、海上から緊急物資等を迅速に輸送する環境が整うことになり、さらなる災害対応力の強化が図られる。事業期間は2013年度から26年度まで。総事業費は約86億円。これで、伏木富山港の3地区(伏木、新湊、富山)すべてで耐震強化岸壁が整備された。
 式典では、上田英俊国土交通政務官が「本プロジェクトの完成により、富山地区では初となる耐震強化岸壁により、災害対応力の強化が図られる」とした上で、「連続バースの柔軟な運用による物流効率化を通じ、地域を支える化学産業や機械産業をはじめとする産業活動への恩恵をもたらし、地域の活力がさらに高まるものと確信している」と期待を寄せた。続いて来賓の野上浩太郎参院議員ら県選出国会議員5氏、新田八朗知事、藤井裕久富山市長が順に祝辞を述べた。的野賢司伏木富山港湾事務所長が事業報告した後、関係者と岩瀬小学校の児童がテープカットを行い、完成を祝った。

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