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北陸工業新聞社
2026/04/22

【新潟】企業同士で学び、課題解決を/トモツクPJ北陸が発足/建設ディレクター協会

 一般社団法人建設ディレクター協会(京都市、新井恭子理事長)は20日、新潟市中央区の朱鷺メッセで新潟・石川・富山県の建設会社や行政機関などを対象とする「トモツクプロジェクト北陸」のキックオフイベントを開き、関係者約200人が参加した。
 建設業において現場監督とともに業務にあたる建設ディレクターが地域や会社の枠を超えて学び合うことで、課題解決や雇用創出につなげる地域ネットワーク「トモツクプロジェクト」を全国規模で実施するもの。第1回目となる今回は、全国でも建設ディレクターが多く在籍する新潟で開催された。キックオフを皮切りに、8月に建設ディレクターや技術者による勉強会、11月に導入企業を対象とする実践報告会を予定している。
 開会に先立ち、新井理事長が「建設ディレクターは施工プロセスを理解しながら、技術者の経験や知識を可視化して現場と経営をつなぐ役割を持っている。簡単な仕事ではないが、その積み重ねが現場での仕事のやり方、チーム全体の成果、さらには組織の向上力につながる」とメリットを説明。その上で、建設業に限らず、人材不足やAI(人工知能)の進展など課題が山積しているとし「地域でチームを作り、1社だけで難しいことも企業同士で情報を共有し、お互いの経験をシェアすることで前に進めることができると私たちは考えている」と語り、トモツクプロジェクトの導入企業拡大および持続的なネットワーク形成を呼び掛けた。来賓として国土交通省から廣瀬昌由技監のビデオメッセージ、北陸地方整備局から加藤智博企画部長らが祝辞を述べた。
 引き続き、伊米ケ崎建設の櫻井馨社長ら、水倉組の小林秀一建設本部長ら、海老根建設(茨城県)の柳瀬香織社長が登壇して建設ディレクター導入経緯や効果、1年後の目標などを発表した。その後、参加者による記念撮影、全体セッションが行われ情報交換や交流を深め合った。
 今後は関東・関西・九州など全国9ブロックでプロジェクトを順次展開していく。

hokuriku