県都市計画課は、県立都市公園(中央公園、小泉潟公園、北欧の杜公園)のあり方検討業務を5月20日に開札する。いずれの施設も老朽化に伴い大規模な修繕や設備更新が増加しており、人口減少下や厳しい財政状況下でも安定したサービスを維持・提供するため、あり方を検討し方針を策定する。検討委員会を設置し、第1回を7月、年度内に計5回の開催を予定。各分野の学識経験者、非営利団体、利用者からの意見を方針に反映する。
中央公園(秋田市雄和椿川字駒坂台)は秋田市の南東に位置し、秋田空港を取り囲む583.8haの公園。自然条件を生かした広域的なレクリエーション、スポーツ、教育、散策、教養の場となっている。スポーツ施設は陸上競技場、野球場、アーチェリー場、人工芝テニスコートなど、青少年教育ゾーンにはフィールドアスレチック、マウンテンバイクコース、パークゴルフ場、ファミリーキャンプ場などの施設がある。
小泉潟公園(秋田市金足鳰崎字後谷地)は秋田市の北方に立地。南北両端に広がる男潟・女潟を中心に、後方へ広がる小高い丘陵地を組み合わせた広大な自然を利用した公園となっている。自然の風致、景勝の保全と野外レクリエーションの場として整備され、「レクリエーション」「教育環境」「水辺保全」という3つの役割を担っている。レクリエーションゾーンにはパークセンター、テニスコート、多目的広場など、教育環境ゾーンには県立博物館や林泉廻遊式日本庭園の「水心苑」など、水辺保全ゾーンには約7,000uの広さに芝生広場や東屋があり多目的に利用できる男潟広場、水辺広場などを設けている。
北欧の杜公園(北秋田市上杉字中山沢)は北秋田市大野台地区に位置し、県北の余暇活動の場と国際交流の場になっている。森吉山を望める200haに及ぶ公園で、北欧のような園内に噴水広場、バーベキュー広場、ドッグラン、パークゴルフ場、オートキャンプ場などが整備されている。冬季は無料貸出のスノーシューやそりなどを使用した雪遊びも可能となっている。
業務では現況の課題や整理、アンケート・ヒアリング調査などを実施し、各公園の野球場やテニスコートといったスポーツ施設、休憩施設、遊具などの機能変更・集約・再編などを検討。アンケートは各公園に設置するほか、SNSも活用し広域的に実施する。ヒアリングは旅行会社、イベント会社、キッチンカー協会、アウトドア用品メーカーなどを対象に行う。検討委の資料作成・運営補助も実施する。検討委の委員は学識経験者(森林環境・自然環境、社会、経営)、非営利団体(教育、造園、スポーツ)、利用者(福祉、里山保全活動、サービス業〔子育て支援〕)で構成する予定。
提供:
秋田建設工業新聞社