滋賀県農政水産部畜産課は、計画している滋賀食肉センターのあり方検討について、来月末もしくは6月頃にアドバイザリー業務を公募型プロポーザルで公告する方針だ。
主な内容は、スキーム作成等に係るアドバイザリー業務。完了し次第、施設整備を含む同センターのあり方に対する本格協議を行っていく見通しだ。
同センターでは、安全安心な食肉を安定的に供給するため、と畜解体業務や卸売業務を適切に行っている。連続で単年度黒字を計上しているものの、依然として債務超過の状況であることから資金調達に課題があり、県からの短期貸付がなければ経営継続が不可能な状況が継続している。と畜頭数の確保とともに収益の確保と経費の見直しなど経営改善を進めることにより、着実に財務状況を改善させる必要があることなどから同業務を実施することを決定。将来にわたって、安全安心な食肉の安定的な供給、近江牛ブランドの更なる発展への寄与、公平・公正かつ効率的で持続可能な運営ができるセンターを目指していく。
関連して、同センターの機能維持・向上を目的に、冷蔵保管施設増築工事を今月30日に入札する。同工事は2期での完了を予定している。主な工事内容は、牛冷蔵庫、出荷場(荷捌)の増築。構造・規模は、S造平屋建、増築全体約574平方b(第1期工事437平方b+第2期工事137平方b)。冷蔵保管施設の増設規模は、第1期が牛枝肉48頭分、第2期が牛枝肉42頭分。工事種別は▽建築工事(特殊機械設備工事〔レール〕、外構工事含む)▽電気設備工事▽機械設備工事(防熱設備工事〔冷蔵庫〕含む)。
なお、第2期工事の発注時期については、第1期工事完成後、冷蔵保管施設を数年間供用した後に第2期工事(第1期工事と第2期工事の接続部壁面の除却を含む)の着手時期を検討する模様。
実施設計業務は、計画工房I.T(彦根市)が担当。
提供:滋賀産業新聞