一般国道416号白方〜布施田バイパスの開通式典が26日、関係者約80人が参加し、盛大に開催された。会場は、福井市砂子坂町の鶉公民館で。
まず主催者を代表し、石田嵩人知事が式辞。地権者や工事関係者に深く感謝し、「国道416号はテクノポート福井と福井市中心部、北陸自動車道を結ぶ本県の産業と物流を支える重要な幹線道路。全線の開通で移動時間が短縮され、物流の効率化が実現。日常の交通の便が良くなり、買い物もより安全で快適となる。災害時にも避難道路として緊急物資輸送の役割も担う生命道路に活用されるなど大きな効果、役割が期待される」と強調した。
続いて、地元の福井市を代表し、西行茂市長が挨拶。県福井土木事務所の廣部雄一所長が工事工程を報告し「渋滞や事故を抑制し、物流の効率化による産業振興、観光地と市街地を結ぶ回遊性の向上など地域の全体発展を」と期待。また厳しい現場条件下、安全かつ確実な工程管理のもと精力的に工事施工に当たった関係企業に、改めてお礼の気持ちを示した。
来賓祝辞は、滝波宏文参議院議員、今洋佑衆議院議員、齋藤博之国土交通省近畿地方整備局長、小堀友廣県議会議長が順次述べた。
国道416号は、福井市を起点とし、石川県小松市に至る延長約91キロメートルの幹線道路。福井市川尻町から剣大谷町間の現道は、線形不良や幅員狭小もあり、大雪時には交通に支障が生じていた。この新しいバイパス(福井市白方町〜布施田町)の実現で、福井市中心部とテクノポート福井をつなぐネットワークが強化され、安全で円滑な道路の交通確保が期待されている。事業の諸元は、事業期間が2006年度から25年度まで。事業延長は5・2キロメートル(今回供用区間は3・7キロメートル)。総事業費は約92億円。道路種別は3種2級。設計速度は60キロメートル毎時。有効幅員は8・0メートル(暫定2車線)としている。
【挨拶】
西行茂 福井市長
長年の悲願だったバイパスが開通し、地元皆様のご協力とご理解、工事関係者のお力添えの賜物であり、地元福井市を代表し心から感謝致します。
【来賓祝辞】
滝波宏文 参議院議員
徐々に延伸され、ついに福井港まで。物流や観光、生活に大きな意味を持つ。港は海洋国家日本にとり大変大切。道路で遠方とつなぎ益々発展を。
今洋佑 衆議院議員
安心安全が高まり、より良い地域になるよう、道路は大きな効果を発揮する。(費用対効果では測れない)地域全体に果たす道路の役割は大きい。
齋藤博之 国土交通省近畿地方整備局長
住民の生活道路で、極めて重要。経済成長に寄与し、安全安心の確保に資する道路整備の拡充へ、十分な道路財源が欠かせない。
小堀友廣 県議会議長
道路は人の体で言えば動脈。老朽化で心臓にバイパス手術が必要だったり。今後は2車線が4車線ヘ。まさに大動脈として中心部につなぐ道路へ。