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秋田建設工業新聞社
2026/04/30

【秋田】護岸・取水施設・床止を2件で発注/令和5年大雨を踏まえた内川川の河川改修

 秋田地域振興局建設部は、五城目町で推進中の内川川河川改修に関し、湯ノ又地区の捷水路整備として行う護岸工500u及び取水施設1基(概算1億3,000万円)、護岸工800u及び床止工1基(同1億6,000万円)をそれぞれ今月下旬に公告する予定。このうち取水施設は、工事で支障となる農業用ポンプを湯ノ又集落の下流側に移設するもの。床止工はその付近で河床を安定させるための横断工作物を整備する。

 令和5年7月15日からの大雨により、馬場目川水系内では馬場目川、内川川など5河川で氾濫が発生。内川川は令和4年8月豪雨に続き、2年連続で浸水被害が発生した。この大雨を踏まえ同水系では県と市町村が連携し、「馬場目川水系水災害対策プロジェクト」を策定。早急に浸水被害の軽減を図るための取り組みを推進している。

 内川川河川改修の全体計画は、湯ノ又地区(金ヶ沢川合流点付近〜上河原橋付近)で延長1,000mの捷水路(ショートカット、取付部含む)を行うもの。捷水路の新設により道路が分断されるため、整備区間の中間部に橋梁(L19m、W5m、下部工:逆T式橋台、上部工:PC単純中空床版橋)を架設するほか、農業用水路となる鋼製掛樋1橋(L15m程度)、分水に必要な排水樋管1基(RC剛支持直接基礎、2スパン1連)も設置する。総事業費は約15億円、予定事業期間は9年度まで。

 7年度は初弾工事として、延長269.3mを菅与組に発注。平行して進めていた用地説明会や用地補償契約、コンサルタント業務はすでに終えており、今年度と9年度は集中的に工事を行う。今年3月には国の補正を充て、橋梁のA1橋台(右岸側)を寒風、A2橋台(左岸側)を藤田建設にそれぞれ発注している。

 今後は引き続き捷水路を整備するほか、橋梁の上部工、鋼製掛樋の新設、排水樋管の新設などを順次、発注し、早期完成を目指す。

提供/秋田建設工業新聞