幸田町長選挙(5月12日告示、同17日投開票)に立候補を表明している現職・成瀬敦氏が、報道各社の取材に応じた。菱池遊水地の上部利用、坂崎地区の児童センター整備などの大型事業の実現、道路整備などについて語った。同選挙では4月28日時点で、同氏以外立候補を表明している者はいない。
成瀬氏は再選に向けた立候補の理由として、「当初は、2期8年を区切りとして考えていた。だが、支援者と相談する中で第7次総合計画が始めることに加え、大型事業を実現したいという思いが増し、立候補を決断した」と説明した。
3期目で取り組みたい事業について、県主体で進めている菱池遊水地の整備が2026年度に完了することに触れ、「遊水地の上部利用で、スポーツ施設の充実や浸水公園などを整備していきたい」と述べた。
加えて、坂崎地区北部への児童センター整備、道の駅「筆柿の里・幸田」のにぎわい創出に向け、国土交通省の支援を受けつつ、駐車場の拡大やさらなる町の観光拠点として整備を目指したいとした。
また、総合体育館や博物館の整備について「総合体育館整備は、巨額な費用がかかることから賛否両論ある状態で、進められていない。博物館整備は、JR三ケ根駅周辺にある郷土資料館をハッピネス・ヒル・幸田周辺に移転整備したい。基本計画までは着手できており、国の地方創生支援を活用しないと実現が難しいため、今後の課題と認識している」と語った。
大型事業以外のハード施策では、「整備予定の長嶺東山地区の工業団地には、県道美合幸田線が隣接している。トラックなどが通行する際、現在の道路形態では、県による工業団地の造成が難しく、道路構造を変えていきたい。消防団の分団施設、遊水地周辺に進入できる道路の整備も考えている」と話した。
提供:建通新聞社