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秋田建設工業新聞社
2026/05/08

【秋田】実施設計を6月24日に開札/船川港本港地区・−10m岸壁改良

 東北地方整備局秋田港湾事務所は、今年度に新規事業化した船川港本港地区・−10m岸壁改良(船川港港湾メンテナンス事業)に関し、実施設計を6月24日の開札で公告した。耐震化する延長200mを対象に、地盤改良、舗装、前面補修の施工方法を検討。ヒアリング調査などを踏まえ設計計画をまとめる(詳細は発注情報欄参照)。履行期限は11月30日で、今年度後半には岸壁改良に着工する予定。

 事業は、6年元日に発生した能登半島地震を受け、船川港本港地区の−10m岸壁(L185m・15,000t)を取付部(L15m)も含めて耐震化するもの。建設から50年以上が経過し、地震で被災した場合に半島となっている男鹿エリアは陸路が寸断される可能性があるため、老朽化対策・改良による耐震強化を行い、緊急物資の海上輸送拠点として利用できるよう備える。

 −10m岸壁はJR男鹿駅から南側約1kmの位置にあり、隣接する−8m岸壁(L145m・7,000t)の2バースはクルーズ船が寄港する岸壁としても利用。6年8月に改訂された船川港港湾計画では、「地域の基幹産業の支援拠点形成」「半島地域での防災・減災機能確保」「風力発電の設置・維持管理拠点の形成」「観光需要への対応」「住民が楽しめる親水空間の確保」を整備方針とした。

 改訂後の計画には、新規計画として岸壁の改良や本港第五船だまり新設などを盛り込んだほか、洋上風力関連産業の誘致に向け、埠頭計画と土地利用計画を前計画から変更している。

 岸壁改良に向け7年度に土質調査、船川港本港地区岸壁機能強化検討業務(基本設計)を実施。また、実施設計の基礎資料とするため、アルファ水工コンサルタンツで現地調査も行っている。

提供/秋田建設工業新聞