滋賀県は、大津市におの浜にある県立体育館の本館・別館2棟の解体工事を計画、11月頃に制限付き一般競争入札で公告する方針。
対象は、敷地1万3087・18平方b内にある、RC造3階建、延7985・28平方bの本館と、RC造2階建、延2047・77平方bの別館の2棟。工期は12ヵ月程度となる見通し。設計段階での解体工事費は概ね12億円。解体設計は、びわこエンジニアリング(大津市)。
注目されている跡地活用については、引き続き施設のあり方や整備の方向性について模索していく考えだ。現在のところ、アリーナやホテル・リゾート施設整備や民間資本による商業施設の建設に可能性があるとのこと。原則、更地としたうえで全筆での売却とするが、提案内容によっては定期借地も検討する。
また、所有者及び管理者が大津市である遊びの森SL公園のあり方についても協議していく模様。同公園は、同体育館に隣接する同市におの浜4丁目1―56の敷地2053平方b内に遊具等が設置されている。
過年度に実施した同施設の活用に対する意見を見ると、▽マンション等の住宅施設としての売却であれば収益性が大きい▽マンション以外の賑わいの創出という観点で活用の方向性を条件付けし、プロポーザル方式で売却や借地するような方法もある▽既存施設との連続性を考慮するのであれば、スケボー等のアーバンスポーツの会場やe―スポーツの会場となるような施設の活用も効果があるのでは▽周辺にマンションが多く建設されていることから、機能性の高い防災機能についても考慮する必要がある―といった意見があった。
なお、解体される滋賀県立体育館は1970年の建設。当時の設計は、小河建築設計事務所。
提供:滋賀産業新聞