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秋田建設工業新聞社
2026/05/14

【秋田】沢木組が16億1,800万円で落札/大潟村村民体育館の改修、9年度供用開始へ

 大潟村教育委員会は、村民体育館改修工事に関し、16億1,800万円で落札(落札率98.32%)した沢木組と12日付で仮契約を締結。14日の臨時議会に契約議案を上程し、可決された。橋浩人村長は「資材高騰、中東情勢の影響による水回り製品調達が困難な中、入札が成立して良かった。年度末の工期、9年6月頃の供用開始を計画しているが、納期などの状況により開始時期が後ろ倒しになるこ
とも想定しなければならない」と話した。

 村民体育館(北2−1)は、昭和53年に建設された鉄筋コンクリート造(一部S造)2階建て、延べ床面積2,347.88uの施設。全体的に施設が老朽化していることから、新体育館基本構想を5年2月に策定。当初は建て替えを行う計画だったが、資材高騰などにより建替費用が膨らんだことから、整備方針を増改築に変更。6年度に基本設計を小畑設計事務所、7年度に実施設計を汎建築設計事務所がまとめた。

 改修のため4月から休館しており、9年3月31日の工期で体育館(アリーナ、ステージなど)の改修と、トレーニングルーム、会議室や多目的室、控室などを配置するための増築を行う。増築部は現体育館南側(玄関側)に鉄骨造で新築するほか、北側に電気室を新たに設ける。外構工事では、新たな玄関の南側に駐車場と駐輪場も整備する。

 トレーニングルームなどが入る管理棟は鉄骨造2階建てで、延べ床面積1,053.35u。電気室は鉄骨造平屋建て、床面積48.86u規模で、改修する体育館(RC2F2,484.29u)と既存を活用する倉庫(W1F92.09u)と合わせた増改築後の延べ床面積は3,678.59uとなる。

 入札には7者が参加意思を示し、1者が辞退して6者が応札。参加条件は単独か、2者または3者JVとしていたが、いずれも単独での参加だった。

 契約締結については、14日の議会全員協議会でも報告。議員からは「物価上昇によるスライド条項の適用はあるのか」と質問があり、村は「7年10月時点の最新の物価で工事費を積算しており、落札率から今後の物価上昇を見込んでの応札金額と見ている。ただ、場合によりスライド条項の適用もあり得る」と説明した。

提供/秋田建設工業新聞