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北陸工業新聞社
2026/05/18

【石川】CM業務、参加は来月5日まで/小松市民病院新本館建設/公募型プロポ/設計施工分離発注で

 小松市民病院は15日、「小松市民病院建設に係るCM(コンストラクション・マネジメント)業務」に関する公募型プロポーザルの実施要領を公表した。参加表明書は6月5日まで同病院管理局で持参または郵送により受け付ける(郵送は連絡必要)。
 主な参加資格は、建設コンサルタント業務について2026年度小松市競争入札参加有資格者の単体企業。公的主体が開設する病床数250床以上の病院新築、増築、改築におけるCM業務を2011年以降に受託し、履行実績を有することなど。業務期間は7月下旬から29年5月下旬まで。委託費の上限額は1億4000万円(税込み)を設定。
 今回の業務は、建設事業のコストや工期、品質を適切に管理し、円滑な事業推進を図るもの。今後のスケジュールでは6月10日から22日まで企画提案書を受付、7月3日のプレゼンテーション審査を経て、同月下旬にも受託候補者を特定する予定だ。問い合わせは同管理局(電話0761―22―7111)まで。
 建設計画の発注方式は、設計施工分離発注方式を前提とする。設計業務はプロポーザルで、施工業務については設計施工分離発注方式の場合は一般競争入札、実施設計DB方式の場合はプロポーザルによる選定を予定している。
 全体計画によると、向本折町地内にある市民病院の本館を建て替える。新たな本館の延べ床面積は2万平方メートルを想定。建設場所は既存の南館の東側に隣接する駐車場部分を予定する。急性期医療を充実させていくため、新病院では高度治療室(HCU)を現行の12床から16床へ増床。新病院の病床数は186床に設定し、南館も合わせた現行の285床から258床に最適化する。設計支援や医療系コンサルによる簡易支援を受け、今年度から基本設計を推進。27〜28年度に実施設計、29年度の着工、31年度の完成を見込む。概算事業費は286億円を見込む。
 工事の手順は新本館を建設し、既存の南館(4階建て延べ6453・98平方メートル)と南加賀救急医療センター棟(2階建て延べ827・81平方メートル)の改修を実施。新本館運用開始後に既存本館を解体し、跡地で駐車場や外構を整備する。基本計画の支援業務は日本経営(大阪府豊中市)が担当している。
 既存病院の規模は、SRC造8階(地下1階)建て延べ3万1219・07平方メートル。このうち、本館(延べ2万3810・53平方メートル)は1988(昭和63)年に建設され、築後35年超が経過している。その間に南館や南加賀救急医療センターを増築したほか、定期的に設備等の改修などを行っているが、老朽化が進んでおり、修繕には多額の費用が見込まれる。
 このような状況を踏まえ、南加賀地域の中核病院として持続可能かつ高度な地域医療の提供体制を構築するため、本館を建て替えるとともに、既存施設の改修を行うことにした。

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