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建設経済新聞社
2026/05/20

【京都】6月補正予算案に305億5500万円要求 旧京都平安ホテル利活用は48億9000万円

 京都府は18日、6月補正予算案の要求状況を明らかにした。4月に知事選挙を控えていたため骨格型となった当初予算に肉付けする補正予算案となる。
 5月15日現在の各部局からの予算要求の合計は305億5500万円。部局別でみると、▽知事直轄(知事室長)1件・3300万円▽知事直轄(職員長)1件・48億9000万円▽危機管理部2件・4000万円▽総務部1件・12億2200万円▽総合政策環境部7件・9100万円▽文化生活部5件・2億0800万円▽健康福祉部10件・48億2500万円▽商工労働観光部10件・7億8000万円▽農林水産部8件・8億0500万円▽建設交通部4件・100億4100万円▽教育委員会8件・74億8900万円▽警察本部2件・1億3100万円。
 主な内容をみると、[知事直轄組織(職員長)]▽旧京都平安ホテル利活用推進事業費48億9000万円(将来的な行政需要及び地域・社会のニーズへの備えや、歴史的・文化的価値の高い庭園の維持・存続のため、旧京都平安ホテルの土地・建物を取得し、旧平安会館職員宿舎跡地と一体的に民間の創意工夫を活かした暫定的な利活用を実施)、[危機管理部]▽広域防災活動拠点等整備費2800万円(災害救助用備蓄物資を大幅に拡充したことによる新たな保管場所を確保するため、広域防災活動拠点である山城総合運動公園に円滑な搬入出機能を有する備蓄倉庫を整備)、[総合政策環境部]▽北部物流最適化推進事業費2500万円(府北部地域の地場産業の維持・発展のため、輸送コストや人材不足を踏まえた地域物流の最適化を検討し、民間主導による実証事業への展開を推進)▽脱炭素府民運動促進事業費400万円(府民の意識醸成と行動変容で府内の温室効果ガス削減を図るため、集中啓発「WE DOKYOTO!Plusキャンペーン」の実施やワンストップ相談支援窓口の設置など、府民運動を促す取組を推進)、[健康福祉部]▽南部児童相談所あり方検討費100万円(老朽化が進む府南部の児童相談所において、相談機能や一時保護体制など子どもの権利擁護の拠点としての強化を図るため、今後の施設整備方針や必要となる機能について検討を実施)▽府立看護学校整備費47億2500万円(北部地域の看護師確保・養成・定着のための生涯教育拠点として、高度化・複雑化する医療に対応するための機能拡充を含めた学舎及び学生寮の整備を実施)、[商工労働観光部]▽AI×半導体×ものづくり産業プロジェクト事業費3500万円(半導体を活用した多様な企業が連携する半導体エコシステムを構築するため、AIを活用した技術・製品開発を先導するモデル事例を創出するとともに、世界の半導体産業を牽引するトップランナーと府内の半導体関連企業等による共同研究プログラムを実施)▽勤労者福祉会館整備費1億7900万円(令和7年3月31日で閉館した旧城南勤労者福祉会館の解体工事費)、[農林水産部]▽農林水産業基盤整備事業費3億6700万円(農林水産業の生産基盤及び農山漁村地域の整備を実施)▽京都フードテック推進事業費3億0400万円(京都フードテック基本構想を推進するため、高機能性新品種や有機栽培、スマート農林水産業など、次世代型農林水産業の実現に向けた生産技術の研究開発・実証拠点である新農林水産技術センターの設計や京都プレミアム中食オープンイノベーションラボ(仮称)の整備工事等を実施)▽森林環境譲与税事業費2600万円(森林環境譲与税を活用し、地域の文化と深く結びつき大切に守られてきた社寺の森や名木古木等を保全するため、地域住民や保全団体が行う森林保全活動の取組等を支援)▽豊かな森を育てる府民税事業費3000万円(「豊かな森を育てる府民税」を活用し、森林の多面的機能の維持・増進を図るため、多くの府民が利用するPR効果の高い公共施設の木造・木質化や京都モデルフォレスト運動の拡大に向けた取組を実施)、[建設交通部]▽公共事業費71億3600万円(人・物・情報・日々の生活の基盤づくり等を実施)▽単独公共事業費28億8000万円(府民生活を支える道路のきめ細やかな小規模改良事業等を実施)▽千年の都・鴨川にぎわい創出事業費2000万円(鴨川の河川空間と、周辺のまちづくり空間の魅力向上を府市協調で図るため、園路整備等を実施)▽京都舞鶴港大野辺緑地等再整備検討事業費500万円(舞鶴西港地区の魅力向上のため、大野辺緑地を中心としたエリア一帯の再整備に向けた基本構想を策定)、[教育委員会]▽向日が丘支援学校校舎等整備費3億9900万円(建設労務単価等の上昇に伴う予算の増額)▽丹後郷土資料館整備推進費1億2600万円(建設労務単価等の上昇に伴う予算の増額)▽歴史的建造物等保存伝承事業費8200万円(文化財所有者からの受託による重要文化財建造物の保存修理を実施)、[警察本部]▽宇治警察署建設費9400万円(建設労務単価等の上昇に伴う予算の増額)▽交番・駐在所整備費3700万円(地域の防犯力を向上させ、「安全・安心なまちづくり」を推進するための交番の建替整備に要する経費)。
 補正予算案は、6月18日開会予定の定例議会に提出する。