半田市が、旧半田病院の敷地内で土壌汚染調査を実施した結果、一部で基準値を超える土壌汚染を確認されたと愛知県へ報告した。報告日は5月21日。すでに該当地は、コンクリート舗装または不透水シートで覆われているため、汚染土壌の飛散や雨水などによって、汚染が拡散する可能性はないとしている。
今後は、詳細調査を行った上で、汚染土壌の掘削除去など対策を講じていく。
対象地は東洋町2ノ29の一部で、面積は3万0670平方b。1977年まで紡績工場と飛行機製造工場の敷地の一部として利用されており、その後、82年から2025年まで病院の敷地だった。知多半島総合医療機構(半田市横山町192)の開院に伴い病院機能を移転したが、建物(延べ床面積約3万6000平方b)は現存している。
今回の調査は、県の「県民の生活環境の保全等に関する条例」に基づき実施。調査の結果、最大で基準値の1・5倍に相当するフッ素とその化合物を確認した。県としては、市に対して、適切な対策を実施するように指導していく方針だ。
半田病院の跡地に関して、市は、将来的に病棟など病院関連施設の解体を開始する方針。解体後の敷地利活用は、現段階で未定となっている。
提供:建通新聞社