草津市は、ロクハ公園プール再整備事業について、今年度は基本計画策定、民間活力導入可能性調査、事業者選定準備に取り組む考えだ。翌2027年度(令和9年度)に事業者の募集(入札公告)・選定、仮契約の締結を経て、28年度(令和10年度)に本契約の締結、再整備着手を予定している。30年度(令和12年度)の再整備完了、供用開始を想定する。
ロクハ公園(草津市追分7丁目11番2号)は、市民の憩いの場、健康増進の場として、1988年(昭和63年)にオープンした総合公園(面積約13・2f)。プール、多目的広場、野外ステージ、デイキャンプ場、スポーツ広場、遊具広場、お花見広場等の多様な施設を有する。名前の由来となった「ロクハ(緑波)池」(同3・8f)があり、四季を通じて市民に親しまれる公園となるよう「見る自然」「学ぶ自然」「ふれる自然」をテーマに施設が整備された。
プール施設は、室内プールが▽25bプール=長さ25b、幅13b、水深110〜130a▽幼児プール=長さ13b、幅6b、水深40〜50a―。屋外プールは▽流水プール=一周200b、幅8b、水深100a▽スライダープール=高さ8b、全長66b、着水面65平方b、水深85a―。
供用開始から7月で38年目となり老朽化(25bプールは劣化の進行により2023年度〔令和5年度〕から営業休止)のため、隣接する芝生広場などを含めた区域1万0500平方bを対象に、社会情勢や市民ニーズを踏まえた再整備を行うことで、ロクハ公園の更なる賑わいの創出を目指す。再整備にあたり、PPP(Public Private Partnership)事業による官民連携方式の導入を検討している。
「ロクハ公園プール再整備事業アドバイザリー業務」の委託先候補者選定に係るプロポーザル参加者を公募。常設のプール機能は廃止し、年間を通じて集客できる場づくりに向けた整備運営の考え方などについて技術提案を求める。また、プールエリアの再整備を契機に募る独自提案はプールに限らずロクハ公園全体を対象とする。
既存施設との相乗効果が見込める整備内容の例は▽全天候型のこどもの遊び場の創出▽管理棟の多機能化による利便性・収益性の向上▽キャンプエリアの賑わい創出▽公園全体を行き来できる交通手段の導入―。
同業務では、事業を効果的かつ効率的に進めるため、PPPに求められる高度な専門的知識に基づき、民間活力導入可能性の調査から基本計画の策定、民間事業者の選定・契約締結までの一連の検討や諸手続きにおける関係資料等の作成、および金融・法務・技術等についての適切な助言・支援といったアドバイザリー業務を行う。
履行期間は契約締結日から28年(令和10年)6月30日まで。委託料上限額は3393万円(税抜き)。
プロポーザル参加意思表明書・提案内容書等の提出期限は6月2日。プレゼンテーションを6月8日または9日に実施し、6月中旬に選定結果の通知、6月下旬の契約締結を予定している。
提供:滋賀産業新聞