さいたま市は、2027年度前半をめどに「セントラルパーク」整備基本設計をまとめる。次期整備地区(約11・8ha)の一部供用開始に向け、過年度の基本計画を叩き台にして施設配置や基盤施設などの概略を策定する見通しだ。2〜3工区を基本に設計内で工区を設定して、30年度の一部供用開始を目指す。
過年度の基本計画では次期整備区間の中心部にパークプロムナードを整備して、東側には見沼の池および見沼の森、学習水田、多目的広場(臨時駐車場)などを配置。西側に▽春の小川▽展望広場▽交流広場▽ビジターセンター▽駐車場――を置く方針を示していた。
このうち一部区間を30年度に供用させるため、基本設計段階で2〜3工区を基本に実効性がある施工計画をまとめる。別途で実施中の地質調査に応じて、必要であれば軟弱地盤の対策工法などを基本設計で選定する。
見沼の池についても、野鳥を主とした野生生物保全の場としての機能、調整池機能などを盛り込めるよう詳細を詰める。次期整備地区内に必要な雨水抑制の対策量を具体化させて施工計画を練る流れだ。
次期整備区間のうち、どこまでを一部供用の対象とするか現段階では固まっていない。現地測量と地質調査の成果を受けて基本設計段階で規模を固める方針だ。用地取得については25年度末時点で約7割が完了し、26年度当初予算までで約9割分の取得費が組まれている。
基本設計の事業者はプロポーザル方式で選定する。7月中旬ごろの契約締結が目標だ。
なお、現地測量についてはカツミテクノ(さいたま市、рO48−624−4135)、地質調査は協和地質コンサルタントさいたま市事務所(さいたま市、рO48−845−1055)が落札している。
提供:埼玉建設新聞