京都府は、老朽化が進む府南部の児童相談所について、今後の施設整備方針などの検討を計画している。健康福祉部は南部児童相談所あり方検討費を6月補正予算案に要求した。
児童相談所を巡っては、令和5年の府議会でハード面の整備について質疑があり、府側は「児童相談所の整備については、これまでから計画的に行っているが、特に南部、宇治児童相談所が昭和62年築で建築後30年以上経過しており、また京田辺支所も昭和55年築で建築後40年以上経過している。いずれの施設も老朽化に加え、職員の増員により手狭となっている。京都府南部地域の児童相談所の今後の在り方については、令和4年度に府南部児童相談所体制在り方検討会を設置し、検討を進めている。検討会において、地理的条件や交通事情、人口動向を踏まえ、建替えや施設の複合化も含めて検討している」「今後まず何が必要になってくるのかということを整理した上で、ハード面の整備についても検討を進めていくことにしている」と答弁した。
健康福祉部は、6月補正予算案に南部児童相談所あり方検討費100万円を要求。老朽化が進む府南部の児童相談所において、相談機能や一時保護体制など子どもの権利擁護の拠点としての強化を図るため、今後の施設整備方針や必要となる機能について検討する考え。