宇和島市は、吉田中学校の校舎など改築工事について、一般競争入札を6月中にも公告する。建築の他、電気・衛生・空調の各設備工事を別途で発注する。9月議会で承認(全工種)した後、10月に着工する。
2026年度当初予算には8億6500万円を計上。総事業費としては約55億円を想定している(28年度までの債務負担行為を設定中)。
建築後50年以上が経過し、老朽化が進む現在の校舎と体育館=写真=を建て替える。新校舎の建設場所は、吉田中学校内で24年6月に完成した吉田小学校の西側用地で、規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ5824平方b。普通教室6室をはじめ特別教室(理科室、美術室、木工室、家庭科室、音楽室、パソコン室、図書室)、職員室、保健室、共同事務室、会議室、教育相談室、地域連携室などを設置する。
同中学校は浸水被害区域に指定されているため、1階部分をピロティ(駐車場)にすることで水害に備える構造とする方針だ。
また、新屋内運動場は、中学校の新校舎と吉田小学校の裏側に建設する。規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ5724平方b。2階部分にバスケットコート3面分のアリーナとステージ、3階部分に卓球場兼観客場などを設置する。こちらも1階部分はピロティとなる。
学校施設環境改善交付金などを活用する。28年12月の完成を予定しており、29年度には現校舎と現体育館を取り壊し、跡地をグラウンドとして整備する。
現校舎の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4564平方b、現体育館の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1323平方b。
設計は綜企画設計松山支店(松山市)が担当した。
なお、校舎などの建設中はグラウンドが使用できないため、近接する吉田高校のグラウンドを利用する。
提供:
建通新聞社