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北陸工業新聞社
2026/06/02

【富山】新会長に徳田義弘氏を選任/県建築士会が通常総会開く

 公益社団法人富山県建築士会(西野晴仁会長)の第75回通常総会が5月30日、富山市の富山電気ビルで開催された。任期満了に伴う役員改選では、新会長に徳田義弘氏(創建築事務所代表取締役)を選任した。
 活動報告会に引き続いて開かれた総会には代議員40人のうち、委任状8人を含め32人が出席したほか、理事や会員、賛助会員らが参加した。
 冒頭、あいさつした西野会長は任期2期4年を振り返り、会の財政問題や会費の値上げ、事務局の合理化、能登半島地震に伴う調査など、会の活動に対する会員の協力に感謝を述べた上で、「建築士の日、かぐてんぼう隊、ヘリマネなどもうまく動くようになり、今はコロナ禍に至る前の状態に戻ってきた」と説明し、「3年後に富山で全国大会がある。これを一つの機会として、会員拡大や会の隆盛を考え、発展していくことを祈念したい」と話した。
 議事では2025年度事業報告と決算、定款の一部変更、理事・監事の選任の各議案を承認。また、報告事項で26年度の活動指針と事業計画、予算を説明した。
 26年度の重点事項では、(1)建築設計三会の連携により「建築士の日」事業を実施し、行政との防災協定を実効性ある組織として強化、とやまの建築および建築士の役割・活動を広く社会に発信する(2)活動の基本単位である支部のまちづくり活動を支援し、会の魅力を高め交流の輪を広げる(3)各委員会組織の再編と事業活動の実効性向上を図り、会員の技術研さんと資質向上を推進する(4)会の活性化戦略(会員のための建築士会、会の存在感の向上、会員拡大、事業収益の向上)を着実に実施する−を掲げた。
 会長以外の主な役員は次の方々(敬称略、(新)は新任)。▽副会長=(新)鈴木保二、(新)山口孝芳▽常務理事=(新)米田正秀、(新)飯野美代子、(新)林芳宏、(新)水木功▽理事=石本新治、(新)田村祝男、(新)土肥義一、杉本隆一、石坂昌夫、稲垣由希子、富樫吉規、前田哲宏、水葉幸治、(新)山崎寛生、池生崇、(新)酒井洋和、(新)林千晶、吉田康之、(新)森正明、(新)大楠安紀、(新)田原政人、(新)南部稔、(新)小林弘二(青年委)、(新)稲田真理(女性委)、山口宜久(建設業協会)、松原恭二(建築組合連合会)▽監事=江本優、川合光行、(新)杉原賢磁(建築組合連合会)−。

地域に根差した活動を/全国大会へ組織挙げ行動/徳田会長が抱負

 総会終了後、第69回理事会が開かれ、新役員が選任された。
 徳田新会長は「建築士会を取り巻く環境は、人口減少や空き家の増加、自然災害の常態化に加え、建築士の高齢化、担い手不足など職能団体として向き合うことが多く顕在化している。このような時代だからこそ、地域に根差した活動をする建築士一人ひとりの役割が重要。これまで以上に建築士会の存在意義が改めて問われる」と話し、「地域に必要とされ、次世代につながり、会員一人ひとりにとって意義のある建築士会を目指す」と述べた。また、「令和11年10月に建築士会の全国大会が富山で行われる。大会までの3年3カ月に約3000人の会員登録を目指し、組織を挙げて動いて行きたい。新しい人をどんどん迎え、新しい知恵と知識で建築士会を盛り上げるため、皆様の協力をお願いしたい」との抱負を語った。
 来賓を代表して、県土木部建築住宅課の吉野博行課長(知事代理)が祝辞を述べた。
 引き続き、60人が参加し交流会も実施。徳田会長のあいさつ後、県建築住宅センターの福冨基之専務理事(理事長代理)が祝辞を述べた。
 続いて、2025年秋の叙勲で旭日双光章を受章した今村彰宏氏に対し、徳田会長から記念品が授与された。
 県建築住宅課の吉野課長の発声で乾杯した後、参加者は和やかな雰囲気の中で懇談。中締めでは県営繕課の中島道長課長の主唱で万歳三唱し、県建築士会の山口副会長が返礼の万歳を行い、閉会となった。

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