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北陸工業新聞社
2026/06/02

【新潟】県知事選/花角氏が大差で3選果たす/経済活力向上と雇用創出を

 任期満了に伴う新潟県知事選が5月31日に投開票され、現職の花角英世氏(68)が55万4000票余りを獲得し、ともに無所属新人で立憲民主党前県議の土田竜吾氏(38)と元五泉市議の安中聡氏(48)に大差をつけ3選を果たした。
 今回の選挙は、花角県政の2期8年を総括するとともに、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働容認に至るプロセスや防災・減災対策、人口減少問題などが主な争点だった。
 同日、支援者が集まる新潟市内のホテルには本県選出の国会議員や県議会議員、首長らが続々と駆けつけた。午後8時の投票締切の直後、当選確実の知らせが伝わると、大きな拍手と歓声が沸き起こった。その後、花角氏が姿を見せ、支援者らと握手を交わし、満面の笑みをこぼした。壇上に上がった花角氏は支援者らとともに万歳三唱し、顔を紅潮させながら「まずは県民の皆様から3期目の信任をいただき心より御礼を申し上げたい」と何度も頭を下げた。また、これまでの2期8年について「県民の生活や健康を守ることに力を入れ、安全安心で暮らしやすい新潟県を目指してきた」と振り返った。一方で、多くの若い世代が就職のタイミングで首都圏に流出することに触れ「これからの4年間は特に経済の成長、いわば経済の活力を生み出していける新潟県づくりを進めていきたい」と若者の雇用環境創出に力を込めた。
 乾杯の発声で登壇した中原八一新潟市長は「県民に寄り添った温かな人柄が高く評価された結果。新潟に投資や人を呼び込む環境づくり、成長戦略を実現させるための公約を我々も心から期待している」と語った。
 なお、投票率は47・40%で、前回よりも2・24ポイント下がり、過去3番目の低さだった。
 はなずみ・ひでよ 1958年5月生まれ。佐渡市(旧金井町)出身。東京大学法学部卒。82年運輸省(現国土交通省)に入り、大阪航空局長、海上保安庁次長、新潟県副知事などを経て2018年に初当選。

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