令和7年12月開催の京都府と京都市の府市トップミーティングで「北山エリアのまちづくりについて、地域や専門家らの意見を広く聴く会議体を設置することに合意」したことを受け、京都府は、北山エリア全体調和意見聴取会議を設置。議論をスタートさせる。
府市トップミーティングで京都市の松井孝治市長が、北山エリアのまちづくりについて「府立植物園、府立大学、府立京都学・歴彩館があり、全体的に京都府がランドオーナーとして色んな施設を運営している。この北山エリアについての知事の思いは」と呼びかけ。
京都府の西脇隆俊知事は「自然環境が豊かで、多くの公共施設も集積しており、府民が文化を身近に感じられる場所。旧総合資料館跡地には舞台芸術や視覚芸術の拠点施設を整備することを検討している。令和7年10月からは暫定的な活用として、官民連携事業で公園型複合施設を整備した。跡地の本格活用では、北山エリアから文化芸術を発信したい。将来はさらに魅力ある空間・エリアにしたい。京都市内の都市計画を含めて、まちづくりとの関係が深いことから、関係者を交えた会議体のようなものを設置したうえで、関係者と一緒になって議論できればいいと思っている」と提案。
松井市長は「府が北山エリアを再整備される中で、音楽の拠点として有機的に位置づけていただきたい。京都市の京都コンサートホールは大規模改修の基本設計に着手している。これを機に音楽を通じた多様な人々の交流、将来の担い手育成を通じて、北山エリアを音楽交流拠点化していきたい。地域関係者、文化芸術の関係者、まちづくりの専門家ら幅広く意見を聴く会議体を設置していただき、北山のまちづくりの議論を深めていきたい」と応じた。
西脇知事は「資料館跡地は貴重な空間。できる限り幅広く意見を聞くということで一緒になってやっていきたい」と述べた。
北山エリア全体調和意見聴取会議は、「憩いの緑と躍動するまちが融合した文化創造の森の創出」を基本理念として、これまで実施した「旧総合資料館跡地等活用」「植物園整備検討及び共同体育館整備等」の北山エリア各施設における意見聴取等の経過を踏まえ、北山エリアの全体調和等について整理を行うため、地域関係者や有識者から幅広く意見聴取するにあたり、新たに設置する。
委員数は10人(有識者3人、地域関係者6人、公募委員1人)で、設置期間は令和8年6月〜9年3月を予定。期間中に3回程度開催する予定。