トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(神奈川)
2026/06/04

【神奈川】神奈川労働局管内25年建設業死傷者数 過去最少の679人

 厚生労働省神奈川労働局管内で2025年に発生した建設業の休業4日以上の死傷者数は、過去最少の679人だった。全業種に占める割合は8・6%で、22年以降は4年連続で10%を下回っている。一方、死亡者数は14人で、24年を2件上回った。22年に9人まで減少したものの、23年以降は再び10人以上で推移している。
 死傷者数は24年と比べて50人減った。全体の内訳をみると、建築工事業が305人で半数近くを占め、土木工事業が154人、木造家屋建築工事業が65人、その他の建設業が155人だった。死亡者数の内訳は土木工事業が6人、建築工事業が5人、木造家屋建築工事業が1人、その他の建設業が2人いた。死亡者14人のうち公共工事の事故は3人だった。
 死傷者、死亡者ともに「墜落・転落」による事故が最も多かった。死傷者は「墜落・転落」が3割に当たる212人で、「はさまれ・巻き込まれ」が77人、「転倒」が76人、「動作の反動・無理な動作」が62人、「切れ・こすれ」が60人、「激突され」が41人、「飛来・落下」が40人と続いた。
 このうち死亡者は「墜落・転落」が5人、「はさまれ・巻き込まれ」が2人。この他、「激突」や「飛来・落下」など七つの要因でそれぞれ1人ずつ事故が発生した。
 死傷者、死亡者のそれぞれ5割以上が1〜9人の小規模な事業場の事故によるものだった。死傷者は10歳台が14人、20歳台が156人、30歳台が103人、40歳台が101人、50歳台が165人、60歳台が95人、70歳台が45人。死亡者の年齢は20歳台が2人、30歳台が3人、40歳台が4人、50歳台が2人、70歳以上が3人で、年齢に関わらず事故が発生していることが分かる。
 全業種の死傷者数は24年比313人減の7918人。死亡者数は同8人増の43人となった。
 この他、25年の熱中症による建設業の休業4日以上の死傷者数は24年より6人多い19人。全業種の死傷者数は102人と初めて100人を超え、建設業が占める割合は18%だった。

提供:建通新聞社