トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2026/06/10

【滋賀】大津市 新庁舎整備の最優秀提案内容示す

 大津市は、皇子山総合運動公園(御陵町)での建て替えを進めている新庁舎設計整備基本設計・実施設計プロポについて、最優秀提案者を佐藤総合計画関西オフィス(大阪市中央区)に決め、このほどその企画提案書の内容を明らかにした。
 内容によると、山・湖・まち・公園とつながる交流×防災の拠点となる庁舎をコンセプトに、精度の高いコスト管理と段階的ZEBの両立で公園と一体となった環境親和型庁舎を実現する―としている。
 また、新庁舎の低層部には、立体的な公園となる「市民デッキ」を配置し、全天候型の市民ひろばや、ホール・カフェ・健康食堂・庁舎の会議スペースも構想している。現在、同市ホームページにて、企画提案書を公開している。
 新庁舎は、皇子山総合運動公園内(御陵町)に整備。建物規模は免震構造を基本に、延約2万8000平方b〜3万平方b。公園と一体となった施設整備をすることで、交流の創出などによるまちづくりの効果及び、防災拠点として防災力の向上を目指す。
 概算事業費は、庁舎建築に200億〜245億円、家具什器に20億円、移転費に1・5億円、駐車場(平面)整備に2億円―これに用地費などを加えた合計242億〜287億円を見込んでいる。
 同市では、29年3月をメドに設計業務の内容を取りまとめ、現庁舎本館及び別館は、原則解体し、現庁舎新館は、改修して活用する方針。建設地については、土壌汚染や埋設物調査など経て、28年度にも国から土地を取得。スケジュールは、29年度に施工業者を選定、30年4月から工事着手し、33年3月の完成を目指している。
 基本計画のコンセプトは、▽健康・育み・歴史文化のまちづくりの拠点となる公園と一体となった庁舎、▽災害時に機能する防災拠点としての庁舎、▽市民が親しみやすく利用しやすい庁舎、▽環境に配慮した自然に優しい庁舎、▽自治体DXを推進しネットワークを強化する庁舎、▽執務環境の整備による生産性の向上を実現する庁舎―を目指している。

提供:滋賀産業新聞