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秋田建設工業新聞社
2026/06/11

【秋田】取水施設移設の予備設計など委託へ/太平川上流区間の河川改修

 秋田地域振興局建設部は、太平川河川改修の上流区間(L2,800m、桜大橋〜新竹生橋)に関し、取水施設予備詳細設計と既設排水工改修設計の2件を7月1日に開札する。このうち取水施設は、石動(いするぎ)神社裏手の旧川部にある取水施設(松崎揚水機)が河川改修時の線形にかかることから移設する。排水工は、広面大橋と広面1号橋の間にある既設の排水工8基を河川改修後の川幅に合わせて改修する。

 移設する取水施設(松崎揚水機)は現在、太平川の蛇行部から取水しているが、河川改修で線形が直線になる際に支障となるため移設する。移設位置などは設計で検討する予定。また、改修する排水工はL1号排水工2基(左右岸)、L2号排水工2基(左右岸)、L3号排水工、L4号排水工、L1号樋門工、L5号排水工の8基が対象。

 太平川上流の整備区間は、桜大橋〜新竹生橋の延長2,800m。7年度は護岸詳細設計、地形・路線測量を実施し、現在は桜大橋付近及び桜大橋〜広面大橋の間で行う用地測量調査、河川改修の際に支障となる新竹生橋の架け替え予備設計(取付道路含む)を進めている。

 架け替えを予定している新竹生橋は、昭和62年に架設された橋長40.7m、幅員5.2m(車道W4m)で、下部工はA1・A2橋台、P1橋脚、上部工は2径間鋼橋となっている。

 今年3月には、新竹生橋の下流側に新設する排水樋管1基の詳細設計を協和コンサルタンツ、桜大橋付近(上流側)左岸で行う建物等調査算定を共和技研、ウヌマ地域総研、シンコウ補償、眞宮技術、創和技術に委託。4月には、排水樋管詳細設計に必要な地質調査を千秋ボーリングに委託している。

 太平川では現在、下流側の旭川合流点(秋田市茨島)〜桜大橋付近(同桜、横山金足線付近)まで、延長約4,600mを河川激甚災害対策特別緊急事業(激特事業)として推進中。旭川合流点〜JR奥羽本線(L約2,300m)を5工区に、今年度に発注したJR奥羽本線〜桜大橋付近(L約2,300m)を3工区に分け進めている。

提供/秋田建設工業新聞