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秋田建設工業新聞社
2026/06/12

【秋田】男鹿市の複合交流施設/基本構想を公表

男鹿市企画政策課は12日、「複合交流施設整備基本構想」を公表した。構想では建設候補地を◇男鹿工業高校敷地 ◇船越こども園隣地 ◇男鹿駅周辺広場―の3カ所としていたが、庁内で検討した結果、「男鹿駅周辺広場の市民駐車場」を建設地として基本計画策定を進める。計画策定に向け9月補正予算案への事業費計上を予定。策定まで14カ月を見込んでおり、具体的な機能や整備スキーム・運営方針(DO、DBO、PFI等)などを詰めていく。

事業は、船川港公民館・図書館(船川港船川字外ケ沢126−1)の老朽化が進んでいることから、複合交流施設として整備するもの。同施設は昭和52年に建設された鉄骨鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積1,422u(1F・公民館982u、2F・図書館440u)規模。このうち図書館は2階に設けられているが、エレベーターがなく動線も不便なことから、図書館機能を核とした「未来を担う世代を育む、地域の多様な暮らしが重なり合う拠点」をコンセプトに新施設を整備する。

子どもや子育て世代が安心して過ごせる場が不足していることから、新施設は「学び・子育て・交流」の拠点として整備。施設規模は既存の図書館、子育て支援センターの施設規模を合わせた約1,600u(約480坪)を目安としている。建設工事費坪単価を300万円とした場合、建設費は約14〜15億円と見込まれている。

建設候補地は、9月補正予算案への基本計画策定費計上に先立ち決定する必要があるため、3つの候補地から「男鹿駅周辺広場の市民駐車場」を選定。選定理由として庁舎や病院、鉄道駅、道の駅が近接する中心市街地にあり、路線バスや二次交通の結節点のため多世代が利用しやすく、観光の玄関口でもあることを挙げている。また、市有地のためほか2カ所と比べて事業費を抑えやすく、事業期間の見通しも立ちやすいとしている。


提供:秋田建設工業新聞社