公益社団法人福井県下水道管路管理業協会(小林祐一会長)は16日、技術研修会を開催し、技術向上と安全確保の拡充を図った。
会場は、福井市手寄1丁目のアオッサで。
小林会長が冒頭挨拶し、今研修の意義を交えた。下水道管路施設の維持、修繕、改築へ。より充実した管理手法の必要性を強調。参加者は、県内の地方公共団体の下水道技術者や、その関係者ら約40人。熱心に聴講した。
講師は、福井市上下水道局事業部の北直幸下水管路課長補佐が「福井市下水管路施設の現状と今後について」。また、仁愛大の南保勝特任教授が「福井県経済の未来(下水道事業のこれからも考慮しつつ)」を話した。
県土木部河川課と、県下水道協会が後援した。
福井市下水管路課の北直幸課長補佐
福井市の公共下水道事業は全国的にも早い昭和23年度から市街地全域666ヘクタール(当時)を対象に着手 今日まで安全で快適な市民サービス提供を進めてきた 課題は老朽化による緊急対応等が発生(2019〜22年度 閉塞158件、臭気12件など) 下水道ストックマネジメント基本計画に沿い、施設全体を適切な頻度で点検・調査し、健全度が2以下の施設を対象に修繕・改築を行う 不明水対策で雨水の誤接続は、29年度末をめどに解消へ
仁愛大学の南保勝特任教授
福井県の経済規模は3兆6000億円で全国40〜42位 人口は全国より速いスピードで減少傾向 産業別では製造業と建設業に特化 技術力のある企業が集積 北陸新幹線敦賀開業による3次産業化に期待 ものづくり産業での変革に期待 下水道事業の将来像は、単なる汚水の処理施設から、資源・エネルギーの循環拠点への転換が重要 AIやDXを導入し、効率化を図り、災害に強いまちづくり、下水熱やバイオマスなど脱炭素エネルギーの活用などが大切