さいたま市は6月定例会で、スポーツシューレ推進施設整備の実施方針案と要求水準書案を示した。DB方式で屋内施設(メイン棟)と多目的グラウンドなどの屋外施設を整備する計画。月内にも正式に実施方針と要求水準書案を公表し、2027年3月にも入札公告を行う想定だ。28年3月をめどに契約を結び、31年2月末までの3年で施設を完成させる予定としている。
整備予定地には旧県衛生研究所跡地(桜区上大久保639−9ほか、敷地面積1万3326・2u)を充てる。メイン棟と多目的グラウンド、ランニングコース、交流スペース、器具庫、駐車場および駐輪場などがDBでの整備対象となっている。
機能としては▽スポーツ人材の育成▽持続可能なスポーツ環境の整備▽スポーツビジネス・スポーツ産業の創出と活性化▽データ測定・分析機能――を導入する。
敷地内には寄宿棟やそれに係る屋外施設も設けるが、浦和レッズによる整備を想定するため、事業の対象外としている。
6月定例会で示された資料によれば、設計・建設・工事監理のいずれも「官公庁が発注した延べ床面積700以上のスポーツ施設に係る新築または改築の元請け実績」などを参加資格要件に求める方向。建設ではさらに「経営事項審査に係る総合評定値1000点以上」を条件とした。
今後のスケジュールについては、月内の実施方針・要求水準書案公表を経て、27年3月に特定事業の選定・公表と入札公告を行う予定。27年9月に入札と提案に係る書類の受付を締め切り、11月には落札者を決定して12月に仮契約を結ぶ工程を見据える。請負契約の本契約は、28年3月議会に審議を諮るイメージだ。
提供:埼玉建設新聞