栗東市は、計画推進している栗東健康運動公園整備事業について、来年早々に造成工事を発注する方針だ。
現在、工事規模を年内までに確定するための準備を進めているところ。来年早々に造成工事請負業者を選定した後、必要があれば契約承認を求めていく。必要がない事業規模であれば契約後、直ちに工事着工していく見通し。
その後は、来年度も造成工事を進め、29年度に公募型プロポーザルで事業者の募集・選定を行い、選ばれた事業者と協議しながら、翌年の30年度から施設設計業務へと進めていく考えだ。なお、市は現在のところ、30年度頃の一部先行開園を検討している。
基本設計・計画は、独立行政法人・都市再生機構西日本支社西日本公園事務所(UR都市機構)が担当。
同事業は、同市小野地区にある約9・8fある公園を地域の健康運動及びコミュニケーションを図る場として再整備するもの。具体的には、▽馬とのふれあいゾーン▽栗東マーケットゾーン▽自然環境保全体験ゾーン―の3種のゾーンに分けて効果的な整備を推進していく。
馬とのふれあいゾーンは、馬とのふれあいの場となる主要施設「ふれあい牧場」「ホーストレイルコース」の活用や、「馬のミュージアム」における集客効果による利用活性化及び引退競走馬のセカンドキャリアの場としての活用のあり方。栗東マーケットゾーンは公園における地域活性化を図る役割施設として、馬とのふれあいゾーンとの連携も意識し、栗東ブランドの地産品の購入や、レストランやカフェ、地産・観光の紹介等を行う「にぎわい施設」を中心とした「栗東マーケットゾーン」を展開し、栗東のアイデンティティー形成を狙うとした。自然環境保全体験ゾーンは、自然環境の保全・整備に加え、教育や健康等にも寄与する循環林の形成、散策路や観察の場を含んだ緑地として「自然環境保全体験ゾーン」を展開。また、自然や地形を活かした遊び場としての活用も期待している。
22年3月に策定した基本計画で、概算事業費を約24億円と試算していたが、基本設計を進める中で判明した軟弱地盤への対策・整備懇談会との調整による増工・働き方改革・物価高騰・経堂池の用地買収・整備費などにより事業費が約39億円(国費約15億4000万円・JRA約14億6000万円・市約9億円)に増額したことを既に発表済み。
提供:滋賀産業新聞