草津市は、馬場町で計画している「仮称・新志津運動公園整備事業」について、来年度当初予算案に基本設計業務委託費を計上する方針。予算が認められれば、早期に発注・業者選定へと進めていく考えだ。
委託期間は、約10ヵ月程度となる見通し。発注方式は現在協議中。
その後については、28年度に実施設計業務、29年度から30年度までの2ヵ年で工事を完了させ、31年度からの供用開始を目指していく。現段階での事業費は概算で23億6000万円(用地取得費を除く)。
同事業は、18年(平成30年)3月に供用開始した新クリーンセンターの整備地とするために15年に廃止した「志津運動公園(以下、旧志津運動公園)」の代替施設として新たにグラウンド等を整備するもので、主な整備内容は、整地面積約1万7000平方b内に、ソフトボールや野球・サッカー場としての活用を想定している。夜間照明・管理棟・トイレ・駐車場―などの工事を予定しており、今後実施していく設計等で確定させていく考え。なお、現況は山林が大半を占め、滋賀県が策定している地域森林計画の対象となる民有林で、40%は残地森林として保全する必要があることに加え、予定地の周辺地域は市ハザードマップで河川氾濫による浸水想定区域となっていることから、災害時の避難場所としての機能も設置していく考えだ。
なお、滋賀県との自然環境保全協定締結に向けて動・植物の生態調査などを行う、環境影響評価調査業務を、ウエスコ(大阪市西区)に選定済み。同事業に係る基本計画策定業務は、復建技術コンサルタント(宮城県仙台市)が、地形測量業務は、オースギ守山営業所(守山市)がそれぞれ担当している。
旧志津運動公園は、馬場町1200に面積約1万9000平方b(駐車場を含む)内に、陸上1周300b・ソフトボール2面・サッカー1面・夜間照明8基64灯を設置していた。廃止されてから年数が経過し、この間当該施設がなかったことから、市は市内スポーツ環境への影響や変化について検証しているところ。新たな施設に必要となる機能や役割をしっかりと見定めて、方向性を決定づけていく。
提供:滋賀産業新聞