郡山市は逢瀬川の流域水害対策計画で、都市公園等を活用した雨水貯留浸透施設等の整備を市管理の大槻川流域2カ所、亀田川流域1カ所で検討している。現在、2024年7月の特定都市河川指定に伴う水害対策計画素案に係るパブリックコメントを行っており、同計画策定後に事業の具体化を図る。
逢瀬川流域は逢瀬川と馬場川、大久保川の3河川(指定区間延長27.6km)が対象。計画雨量184.4oに対し、ハード整備により現況の都市浸水想定を279haから166ha、浸水被害は床上580戸、床下2370戸程度を、床上10戸、床下1530戸程度に低減させる。
雨水貯留浸透施設は、既に都市公園として活用している土地を含め、国・県・市有地や法河川以外の河川を活用して整備を検討する。施設設置に当たっては景観や環境に配慮し、平常時の多目的利用や震災時など非常時のオープンスペースとしての活用も視野に入れる。
大槻川流域では、新さくら通り〜うねめ通り間の桑野地内を流れる西堀水路で、水路部と沿線道路部等を活用した貯留量5700㎥の桑野調整池(仮称)のほか、西部公園に柏山調整池(仮称)1100㎥を検討。BOX形式で施設整備した際の規模、性能等の検証に係る概略検討業務は、25年度に阿部測量が行った。
亀田川流域では大槻町字六角地内の小山田小学校敷地内に六角調整池(仮称)1600㎥の整備を見込む。学校敷地内での整備適地や雨水貯留浸透施設の規模など概略検討業務を近く指名競争で入札する方針。
(提供:福島建設工業新聞社)