滋賀県湖東土木事務所は、土砂災害対策として多賀町大君ケ畑地先の犬上川支流に砂防2基を設置する、「犬上川支流1」および「犬上川支流2」砂防施設設置工事を推進する。
同事務所では、「支流1」を先行整備する考えで用地取得や事業費措置が順調にいけば26年度末にも初弾として、杭式土石流捕捉工を発注する。27年度の完了を目指す考えだ。
「支流2」については、27年度にも透過型砂防堰堤1基設置工事を発注する。施工期間は約3ヵ年を想定し、29年度に全体完了としたい考えだ。
用地測量は、「犬上川支流1」分は25年度にモリタ(大津市)に委託済み(2月25日開札済)で、0・6f規模の用地測量業務他を9月30日までの期間で進めている。続いて整備する「犬上川支流2」分は、26年度アーステック(長浜市)に委託済み(6月1日開札済)で、2・4f規模の用地測量業務他を355日間で進め、27年7月頃に完了する見通し。
詳細設計は、24年度に2ヵ所計2基分の砂防施設詳細設計を滋賀北部測量設計協同組合(長浜市)に委託、25年度に完了済み。
予備設計は23〜24年度、日水コン滋賀事務所(守山市)が担当。犬上川と並行する国道306号路面上方の山林で既存の水野元谷川「水の元谷砂防ダム」の両側に位置する犬上川支流1および犬上川支流2の谷筋2ヵ所において各1基、計2基の砂防施設を設置するための予備設計と、流木対策調査・施設計画2流域業務等を行った。
犬上川と並行し国道306号が通る多賀町大君ケ畑地先の事業地周辺は人家などが近接し土砂災害警戒区域に指定されている。23年夏の豪雨で土砂災害が発生し一時通行止めとなり道路上の土砂の撤去などを行った。県湖東土木では土砂災害対策として既存の水の元谷砂防ダムの両側に1基ずつ、計2基の土石流対策施設の新設を決定。
提供:滋賀産業新聞