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秋田建設工業新聞社
2026/07/01

【秋田】能代山本広域、三種消防署の建替候補地を民有地で検討/八峰消防署改修は今月指名

 能代山本広域市町村圏組合は、消防庁舎の長寿命化に向け建て替えを計画している三種消防署(三種町川尻字東大堤下23−1)を移転する方針を決定。当初は三種町有地を建設候補地としていたが、同町と確認を進めたところ適当な土地がなかったため、今後は民有地を建設候補地として検討する。秋頃に開催予定の第4回消防庁舎建設検討委員会で候補地を示す。また、大規模改修に向けアスベスト調査を行った八峰消防署の工事は、今月中旬〜下旬の間に指名通知する見通し。

 消防庁舎の長寿命化は、各庁舎の建替や改修時期などを盛り込んだ消防庁舎適正配置・長寿命化計画に基づき実施。13年度の三種消防署建て替えに向け、建設地や規模などについて検討する消防庁舎建設検討委員会を6年度に設置した。今年5月には第3回検討委を開催し、三種町有地に適当な建設候補地がなかったと報告している。

 三種消防署は、国道7号沿いの水田に囲まれた場所にある。三種川に近く、想定される最大規模の降雨(三種川流域の48時間総雨量が501mm)で氾濫した場合の浸水区域内にあることから、移転して建て替えることとした。

 同消防署は昭和46年に建設された鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積734u。地盤沈下があるほか老朽化が著しく、梁や床スラブに鉄筋の露出などが確認されている。建設規模は現時点、現施設と同規模を想定。基本設計を令和11年度、実施設計を12年度に委託する予定。

 また、大規模改修を行う八峰消防署(八峰町峰浜目名潟字下谷地152−3)は昭和47年に建設、同63年に増築された鉄筋コンクリート造平屋建て、床面積294u規模。庁舎の長寿命化を図るため外構、屋根防水、外部、内部などを対象に改修する。実施設計は設計集団環協同組合が担当した。

提供:秋田建設工業新聞社