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建通新聞社
2026/07/06

【大阪】府 三国塚口線未整備区間の都市計画を変更へ、阪急神戸線は高架化に

 大阪府は、都市計画道路三国塚口線の未整備区間(府道大阪池田線〜兵庫県境)の事業着手に向け、同区間と阪急神戸線の都市計画変更を2027年3月ごろに告示する。立体構造の2車線としていた計画を平面構造の4車線に変更し、これに伴い、交差する阪急神戸線を高架化する。都市計画の変更告示後、府の建設事業評価に諮り、30年度までの事業着手を目指す。
 三国塚口線は豊中市の庄内地区を東西に横断し、国道176号から旧猪名川までを結ぶ延長約1500bの幹線道路。このうち、府道大阪池田線から都市計画道路山手幹線(兵庫県尼崎市)に接続する旧猪名川までの延長約400bの区間を、沿道からのアクセスなどを考慮し平面構造に変更、阪急神戸線を高架化することにする。将来交通量の予測結果を踏まえ、2車線の計画も4車線に変更する。幅員は25b。
 道路を平面、鉄道を高架化することで、沿道からのアクセスを可能にする他、2カ所の踏切除去による安全性の向上や、既設鉄道用地を活用した地域活性化などを図る。
 都市計画の変更に向け、11月上旬に計画案を縦覧し、27年2月の府の都市計画審議会を経て、同年3月に計画変更を告示する。阪急神戸線の高架化は環境アセスメントの手続きを進めており、今後、環境影響評価計画書に基づいた現地調査、予測・評価を実施し、準備書の縦覧などを進める計画だ。
 同区間の整備は、府の都市整備中期計画で地元市、鉄道事業者との鉄道交差形式や周辺のまちづくりなどについての合意形成を条件に事業着手すると位置づけられている。これを受けて、阪急電鉄や豊中市と協議を重ね、24年3月に阪急神戸線との交差形式を鉄道高架形式とすることやまちづくりに関する調査を豊中市が実施することを3者で合意し、覚書を締結した。
 三国塚口線の国道176号から大阪池田線までの約1100bの区間は整備が完了し、6月26日に供用開始した。
 ※位置図は建通新聞電子版に掲載中

 提供:建通新聞社