金沢市は、松ヶ枝福祉館(高岡町7番25号)の移転再整備に向け、適地調査に乗り出す。今年度6月補正予算に同館再整備適地調査費200万円を計上した。
同館は旧松ヶ枝町小学校〈1963(昭和38)年9月築、87(同62)年3月に閉校〉の校舎棟建物を減築、改修整備が施され、96(平成8)年4月に開館。施設や設備面の老朽化が進むとともに、少子高齢化など地域福祉を取り巻く環境の変化に対応するため、今後の活用や再整備方針に関し、昨年度には同館関係団体連絡会(同市社会福祉協議会、松ヶ枝地区町会連合会ほか)が複数回開かれ、この中で「(現施設は)森本富樫断層帯に位置し、防災上の懸念や、災害ボランティアセンターの本部機能として備蓄倉庫、駐車スペースの確保など、災害時に備える視点が必要」、アクティブシニア機能として「シルバー人材センターや市老人連合会等も同じ場所に集約し、連携を深めていけばよい」などの意見が出された。
村山卓市長は地域福祉活動の拠点である同館について、市議会6月定例月議会の提案説明の中で「現地での建て替えに防災面等で課題があり、移転新築に向けた適地調査を実施する」との考えを示していた。
市では、年度末にも整備適地を絞り込む方針。