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秋田建設工業新聞社
2026/07/06

【秋田】能代港・大森地区−10m岸壁の改良に向け検討業務/工事では外港地区・北防波堤改良を今月中旬に公告

 東北地方整備局秋田港湾事務所は、能代港大森地区の−10m岸壁を−12mに改良するため、施工方策検討業務を今月中旬に公告する予定。同岸壁は能代港大森地区国際物流ターミナル整備事業で地耐性を備えた岸壁として令和元年から6年度までかけて整備。洋上風力発電設備の部材大型化を見据えて改良するため、施工方策を検討し実施設計をまとめる。同地区では土質調査も実施する。また、外港地区の北防波堤改良工事も今月中旬に公告する予定。

 能代港大森地区国際物流ターミナル整備事業では、能代港沿岸域に計画されている大型洋上風力発電設備の建設需要に対応するため、基地港湾として大森地区においてふ頭用地の地耐力強化、延長180mの−10m岸壁整備、泊地整備を実施。前例のない高荷重条件に対し世界初の「固化処理土式係船岸」を採用するなど、基地港湾整備の模範となる革新的な施工を行ったことから7年度の全建賞を受賞している。

 能代港港湾計画では、洋上風力発電設備の部材大型化、船舶の大型化を見据え、ターミナル整備事業で整備された岸壁の最終計画を−12m、延長230mとしている。現状より50m延伸されるため、既設の付帯施設に関し移設や撤去が必要となることから、全体的な施工方策を検討し、実施設計をまとめる。

 大森地区では港湾計画にあるふ頭用地19.8haうち、10.4haの整備(埋め立て)も県の施工で実施。今後のさらなる拡張を想定した際、設計の資料とするため地区全体の土質調査を今月下旬に公告する。

 また、推進中の外港地区・北防波堤改良では、消波外工事(その2)を今月中旬に公告。延長2,000mの北防波堤(国管理:北東側L1,000m、県管理:南西側L1,000m)のうち、消波ブロックや被覆ブロックが設置されていない一部を改良するもので、7年度にケーソン1函分(L約25m)の据付を実施している。今回の発注では、消波ブロック60個、被覆ブロック30個の製作を行う。概算工事費は1億円〜1億7,000万円で、工期は約5カ月としている。

提供:秋田建設工業新聞社