いわき市は、常磐地区市街地再生整備事業の一環として計画する交流拠点について、2027年度に整備事業者を公募する予定。整備手法は検討中だが、設計、施工、運営一括の発注を見込んでいる。28年度から順次、地質調査、設計を進め、30年度に着工、32年度の供用を目指す。
事業は、低未利用地の増加など、活力低下が進む地区の魅力や利便性の向上が目的。22年度に策定した基本計画に基づき、各施策を進めている。
交流拠点は、老朽化した常磐支所などの公共機能と民間機能を集約・再編し、JR湯本駅前に建設する。当初計画では支所、多目的ホール、公民館、図書館の公共機能と温浴施設、カフェ等にぎわい創出の民間機能を複合化する予定だったが、民間事業者を対象にした調査の結果、温浴施設の民設民営が困難との結果が出た。にぎわい創出には、地域資源である温泉を生かした施設が必要なことから、温浴施設を公設民営で整備する方針に変更した。
これまで交流拠点の規模は、公共機能部分を約5700uとしていたが、温浴施設分が増える予定。整備手法は今年度内に固める見通し。
同駅前にある市営駐車場(52台分)を含む敷地に交流拠点を建設するため、代替機能として新たに市営の立体駐車場(約150台分)を整備する。建設場所は、交流拠点西側を通る県道常磐勿来線沿いにある旧民間駐車場(平置き)で、用地は25年に取得済み。27年度に地質調査、設計、28年度に工事を予定しており、同年度末の完成を目指す。供用後、駅前の市営駐車場を解体する。
(提供:福島建設工業新聞社)