大津市はこのほど、皇子山総合運動公園(御陵町)での建て替えを進めている新庁舎について、事業スケジュールの詳細を明らかにした。
内容を見ると、8月末にも基本設計の素案を取りまとめ、27年2月末にも完了。27年4月から実施設計に取り掛かり、28年秋頃にも完了し、29年4月には計画通知。29年7月頃から工事発注の準備に取り掛かり、工事発注は30年の年明け以降。30年4月から建設工事(造成工事・外構工事含む)を行い、約3ヵ年の工事期間で、33年度の供用開始を目指す。
また、庁舎整備の用地取得は、28年4月から着手し、市道兼園路用地の取得も行う。同時期にインフラ整備(水道・ガス)の設計にも取り掛かる考え。
計画によると、山・湖・まち・公園とつながる交流×防災の拠点となる庁舎をコンセプトに、公園と一体の庁舎、精度の高いコスト管理と段階的ZEBの両立で公園と一体となった環境親和型庁舎を実現する―としている。また、新庁舎の低層部には、立体的な公園となる「市民デッキ」を配置し、全天候型の市民ひろばや、ホール・カフェ・健康食堂・庁舎の会議スペースも構想している。現在、同市ホームページにて、企画提案書を公開。
新庁舎は、皇子山総合運動公園内(御陵町)に整備。建物規模は免震構造を基本に、延約2万8000平方b〜3万平方b。公園と一体となった施設整備をすることで、交流の創出などによるまちづくりの効果及び、防災拠点として防災力の向上を目指す。概算事業費は、庁舎建築に200億〜245億円、家具什器に20億円、移転費に1・5億円、駐車場(平面)整備に2億円―これに用地費などを加えた合計242億〜287億円を見込む。現庁舎の本館及び別館は、原則解体し、現庁舎新館は、改修して活用する方針。
なお、設計整備基本設計・実施設計は、佐藤総合計画関西オフィス(大阪市中央区)が担当している。
提供:滋賀産業新聞