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滋賀産業新聞
2026/07/13

【滋賀】野洲市 第2次総合計画実施計画(2026〜28年度)を策定

 野洲市は、第2次総合計画における基本計画の施策に基づき、向こう3年間を見据えた実施計画(2026〜28年度〔令和8〜10年度〕)を策定した。主要事業の内容や実施時期を明らかにするもので毎年度、見直しを行っている。
 5つの分野ごとに計画を見ると、「子育て・教育・人権」では中主中学校大規模改修、「福祉・生活」では市営住宅更新整備、「産業・観光・歴史文化」では永原御殿跡保存整備、「環境・都市計画・都市基盤整備」では野洲駅南口周辺整備、さざなみホール活用、クリーンセンター基幹改良、妓王井川上流部の雨水一時貯留施設導入、MIZBEステーション整備、市三宅妙光寺線バイパス事業、「市民活動・行財政運営」ではコミュニティセンター施設改修などについて、26〜28年度の概要やスケジュールが示されている。

 主な事業は次の通り。

 【@子育て・教育・人権】
 学童保育所の運営では、野洲こどもの家の移転・整備について、26年度は建築工事に着手する。27年度に建築工事を完了し、既存施設の解体設計を行う。28年度は完成した野洲こどもの家への移転、既存施設の解体を行う。
 小中学校施設保全事業では、北野小学校大規模改修事業について、26〜27年度は仮設校舎賃貸借、新館棟大規模改修工事。また26年度、留保していた教室増築の必要性を検討する。28年度は体育館改修工事、グラウンド改修工事。
 中主中学校大規模改修事業については、26年度に全体的な基本設計、技術棟・トイレ改修実施設計。27〜28年度は仮設校舎(技術棟・トイレ)賃貸借、技術棟・トイレ大規模改修工事。また28年度には校舎等実施設計。

 【A福祉・生活】
 市民病院整備事業では26年度、11月末に竣工し、12月から開院準備を始める。「市道五三条・南ノ田線」の新設、駐車場等整備や屋外階段照明設備新設も進めていく(27年3月開院予定)。
 市営住宅更新整備(市営住宅等の住まいの確保)では、26年度に永原第1団地3号棟の外壁・屋根改修工事を行う。27年度は吉地団地1号棟の外壁・屋根改修工事に向け、実施設計を行う。28年度は吉地団地1号棟の外壁・屋根改修工事、および永原第2団地2号棟3号棟の解体工事(29年度)に向け、実施設計を行う。

 【B産業・観光・歴史文化】
 歴史文化遺産の保護・継承事業では26〜28年度、国・県指定文化財建造物の防災設備保守点検、国選定保存技術(本藍染)伝承事業、名勝兵主神社庭園荒廃防止および緊急的修繕の補助のほか、国史跡大岩山古墳群の適正な維持管理に努める。
 永原御殿跡保存整備事業では26〜28年度、本丸および二の丸の公有地化(約2000平方b)、本丸内の遺構保護工を中心とする整備工事、発掘調査、史跡活用事業を国庫補助金の交付を受けて実施する。

 【C環境・都市計画・都市基盤整備】
 市街化区域の拡大では、26年度、区域区分の一斉随時見直しにより市街化区域に編入した2地区(冨波乙地区、大篠原鷺坪地区)について、地区計画制限条例を制定する。25年11月26日付けで受理した市街化調整区域の地区計画に係る都市計画提案について、26年度中の決定告示を目指し事務を進める。また26〜28年度、滋賀県が進める区域区分の第7回定期見直しに向けて、委託業務(3年債務負担)を実施する。都市計画マスタープランに基づく土地利用転換を図るため、26年度に素案提出の準備を進め、27年度は対象地区の計画精度を高める。28年度に土地利用転換が反映された変更告示がなされるよう進める。
 野洲駅南口周辺整備事業では、26年度にAブロックからEブロックまでの一体的な整備の方向性を整理し、基本計画の策定を行う。27年度は基本計画に基づき、民間・民間主導・官民連携事業においては、実施計画の策定を行う。行政主体事業においては、各計画策定や事務手続きに着手する。28年度は基本計画および実施計画に基づき、民間・民間主導・官民連携事業においては、連携協定・SPC組成などを行う。行政主体事業においては、各計画策定や事務手続きを実施する。
 さざなみホール活用事業では、26年度に建物の外装改修設計を見据えて外装調査を行う。事業化に向けた可能性調査を実施したうえで、活用方針を定める。27年度は活用方針を踏まえて運営手法を検討し選定する。28年度は活用方針を踏まえた運営手法に合わせ、年度内運用開始を目指して施設改修を実施する。(仮称)新さざなみホールオープン予定。
 みどりの基本計画の推進では26〜28年度、公園施設長寿命化計画に基づく公園施設の改修に努める。
 環境保全対策事業では26〜28年度、環境測定の実施(河川水質、大気環境、道路交通騒音等)。
 一般廃棄物処理施設の適正な運用では、クリーンセンターについて、26年度は長寿命化総合計画策定業務において、施設の劣化度診断を実施し、基幹改良工事について検討する。27年度は第三期長期包括運営事業発注支援業務において、基幹改良工事を含む実施方針および要求水準書を策定する。28年度は第三期長期包括運営事業発注支援業務において、実施方針および要求水準書に基づき、運営業者を選定する。最終処分場については26〜28年度、長寿命化計画に基づき、長寿命化事業を行う。
 水源地施設更新事業・管路更新耐震化事業では、水源地施設更新事業について、26年度は南桜水源地電気計装設備更新工事(2年目)、市内水源地通信回線更新設計。27年度は市内水源地通信回線更新工事、三上旧配水池更新設計。28年度に三上旧配水池更新工事。
 管路更新耐震化事業については、26年度に栄地区配水管布設替工事(第4工区)、冨波乙地区配水管布設替工事(第3―1、3―2工区)、行畑地区配水管布設替工事(1工区)、西河原地区配水管布設替工事、県道大津能登川長浜線添架管移設工事、県道野洲甲西線水管橋布設工事、配水池連絡管改修設計(田中山高区・低区配水池)。27年度は冨波乙地区配水管布設替工事(第4―1、4―2、4―3工区)、行畑地区配水管布設替工事(2工区)、配水管布設替設計(和田青葉台地区・比江松林団地)、田中山高区・低区配水池連絡管改修工事。28年度は冨波乙地区基幹管路布設替工事(第1―1・1―2工区)、行畑地区配水管布設替工事(3工区)、和田青葉台地区配水管布設替工事、比江松林団地地区配水管布設替工事、西河原地区配水管更新設計、冨波松陽台地区配水管更新設計。
 公共下水道ストックマネジメント事業では、管路施設の点検・調査業務について、26年度は野洲北第一分区久野部東地区、27年度は篠原処理分区篠原駅前地区、28年度は冨波松陽台地区において主に取り組む。管路の設計業務については27年度に実施。修繕・改築更新業務については26〜28年度に管路の修繕。また26年度、ボイド管が使用されている事が判明した冨波乙地区において、取付管入替工事を実施する。
 雨水幹線整備事業では、26年度にJR野洲駅南口周辺の溢水対策として、妓王井川上流部において、野洲川へ放流する他に雨水を一時的に貯留する施設の導入について検討を進める(繰越業務)。この中で、公共下水道(雨水)全体計画変更および雨水の都市計画決定の手続きを完了する。雨水の全体計画および都市計画決定に基づき、雨水対策施設の検討を進め、本格的な事業着手に向けて、都市計画法および下水道法に基づく認可手続きを進める(27年度債務負担行為)。27年度は雨水対策施設の検討を進め、本格的に事業着手に向けて、都市計画法および下水道法に基づく認可手続きを進める予定。また、事業計画の変更に向けた地質調査業務も進める(27年度債務負担行為)。28年度に下水道法の事業計画に基づき、下水道(雨水)の実施設計を進め、雨水施設の構造を決定する。
 MIZBEステーション整備では、26年度に設計事業者を決定し、詳細な工事費を積算する。27年度は工事事業者を決定し、年度内に完了する(28年度4月から供用開始予定)。
 道路整備計画の推進では、市三宅妙光寺線バイパス事業について、26年度は継続して詳細設計、27年度は用地測量、28年度は補償調査を進める。
 通学路の安全対策では26〜28年度、市内通学路の危険個所の施設改修等を行う。

 【D市民活動・行財政運営】
 持続可能な自治会活動への支援(コミュニティセンター)では、26年度にコミュニティセンターひょうずLED化工事。27年度にコミュニティセンターなかさと空調改修工事実施設計業務委託。28年度にコミュニティセンターなかさと空調改修工事、コミュニティセンターひょうず空調改修工事実施設計業務委託。また26〜28年度、防災機能を備える防災型小規模コミュニティセンターの建設に向けた再協議を行う。

提供:滋賀産業新聞