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日本工業経済新聞社(埼玉)
2026/07/16

【埼玉】朝霞県土、保谷朝霞線道場工区の用地取得へ本格着手

 朝霞県土整備事務所は都市計画道路保谷朝霞線の整備を目指し、本年度から「道場工区」の用地取得に本格着手する。すでに用地取得を開始している「野寺工区」と合わせて、しばらくは用地取得に注力する格好だ。道場工区の以北に位置する馬場・畑中工区も都市計画変更手続きが完了しており、道場および野寺工区の進捗に応じて事業認可取得を進める見通し。
 道路全体では、東京都にある調布保谷線との交差部を起点に、国道254号と接続するまでの約4440mを整備する計画。4車線・幅員27〜28mの道路を整備することで、首都圏の連携強化や防災機能向上を図る。
 調布保谷線の周辺区間に当たる野寺工区(約1056m)と、その先から産業道路まで至る道場工区(約674m)が事業化している。先行してこの2工区の用地取得に注力する考えだ。
 野寺工区に関しては過年度から用地取得を進めており、昨年度末時点で3〜4割程度の取得を終えている、道場工区は本年度から用地取得を本格化させる格好。物件調査業務などを通じて費用を具体化し、合意形成に取り組んでいく。
 道路の線形はおおむね固まっている。本年度は道場工区の終端部分に当たる産業道路との交差点の改良工事について設計へ着手する予定。そのほか昨年度から雨水排水施設の設計を実施しており、この設計をまとめ次第、雨水管の設計に取り掛かる見込みだ。
 野寺・道場工区が位置する地域は台地のため起伏が激しい地形。道路を整備する際は、部分的に擁壁などの構造物を設置することで高低差対策を図る計画となっている。
 道場工区からさらに先の区間は「馬場・畑中工区」に当たるが、事業認可には至っていない。直近では国道254号との交差部を立体構造とするほか、野寺・道場工区と幅員をすり合わせるための都市計画変更手続きを進めていた。
 道路の整備効果を踏まえれば、調布保谷線から伸びる野寺・道場工区を優先して整備する方が効果的とみている。2工区の進捗に合わせて馬場・畑中工区の事業認可取得へ取り組む考え。

提供:埼玉建設新聞