県甲賀土木事務所は、計画している県道杉谷嶬峨線道路改築事業について、今年度下半期に設計業務の発注を行う方針だ。
具体的な発注時期は、現在調整を行っているところ。委託内容は構造物の設計など。
その後については、適時の工事発注に向け必要手続きを進めていく。
同事業は、甲南町杉谷における主要地方道草津伊賀線の矢川橋西交差点を起点に、甲賀市水口町嶬峨の県道相模水口線に至る5・8qの一般県道のうち、同市甲南町稗谷の県道水口甲南線から同町深川のJR草津線踏切手前までの未整備区間L約1・3qを対象に現道拡幅を行うもの。今回の工事は、杉谷嶬峨線と水口甲南線の交差部の改良拡幅工事及び交差部の改良工事がメインで、予定規模は、車道3b×片側1車線プラス歩道3b。路肩等を含め全幅11b程度となる見通しだ。
同線の改良が完了すれば、接続する水口甲南線と合わせて、車両の離合が円滑になることに加え、狭隘な通学路の安全面向上が期待されることから安心・安全な道路環境整備に向け、県は引き続き事業を推進していく。
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関連して、県は目指すべき将来像として「県内外の拠点間ネットワークの強化と安全で快適に移動や滞在ができる道路空間の創出」を掲げ、既存施設の機能強化等により人流や物流の効率化を図る道路網の形成や、安全・安心な移動を実現する道路空間や活力と賑わいの創出を目指していく方針を示している。具体的には、交通結節点(SIC等)の整備を進め主要施設間のネットワーク機能の強化を図ることや、道の駅の防災機能の充実、道路緑化による良好な沿道環境の構築やICTを活用した効率的で利便性の高い交通の確保―等を行っていく方針。橋梁・舗装・トンネルやその他の道路施設も、高度経済成長期に集中的に整備された背景から、老朽化対策として過年度に策定した長寿命化修繕計画に基づきアセットマネジメントによる既存施設の計画的修繕も進める。
また、より現況を踏まえた道路整備に向け、アクションプログラムの見直しにも乗り出す。今年度から来年度にかけて調査検討業務を行い、2028年度(令和10年度)からの新たなアクションプログラムを策定する。過年度に作成した道路特性調査データ(GISデータ)を最新の情報に時点更新し、28年度(令和10年度)から32年度(令和14年度)にかけて5年間の定量的指標の検討および算出を行う。
提供:滋賀産業新聞