5月29日に開通した国道8号入善黒部バイパス(入善町椚山〜上野間)4車線化の報告会が12日、入善まちなか交流施設「うるおい館」で開かれ、都市計画決定から40年近く経過し実現した念願の4車線開通を、関係者約110人が盛大に祝った。
報告会では、上田英俊国土交通大臣政務官が「今回の4車線化で、入善町市街地の渋滞緩和や渋滞に起因する交通事故の減少のほか、沿線の産業関連施設や道の駅KOKOくろべをはじめとする商業・観光施設へのアクセス性向上により、地域産業の発展や物流の円滑化に大きく寄与するものと期待している。引き続き地域のみなさんの期待に応えられるよう、バイパス区間の4車線化整備事業を進めていく」と式辞。来賓の野上浩太郎参院議員、田畑裕明衆院議員、上野ほたる参院議員、古井康介衆院議員、見坂茂範全国道路利用者会議顧問・参院議員らが順に祝辞を述べ、中谷洋明富山河川国道事務所長が事業報告した。続いて関係者によるテープカット・くす玉開披、にゅうぜん保育所園児によるダンスが披露された。
最後に笹島春人入善町長が「今回開通した区間は入善町の中心部を通り、物流・通勤に加え、市街地へのアクセスなど、あらゆる交通事情が集中する区間。4車線化により交通渋滞が緩和され、よりスムーズな物流の確保や通勤者の利便性向上につながっていると実感している」とした上で、「将来的に新たな企業・商業施設の立地や観光、交流人口の拡大とともに、激甚化・頻発化する自然災害発生時にも安定的かつ円滑な通行が確保できるなど、大きな期待を寄せている」と謝辞を述べた。
国道8号入善黒部バイパスは、国道8号の入善町椚山から魚津市江口間16・1キロにおける交通渋滞の緩和や広域幹線ネットワークの充実強化などを目的とするもの。今区間2・1キロの4車線開通により交通渋滞緩和と事故減少、アクセス性の向上や地域産業の活性化といった効果が期待されている。