戸田市はスポーツセンター再整備について、改築の方向を前提に検討する考えを基本構想案で示した。改築・改修の2方向を検討していたが、サウンディング調査などの結果を踏まえて改築案を基本路線とする運びだ。基本構想をまとめた後は、来年度にかけて基本計画を作成する予定としており、基本計画段階で最終的な整備案、事業手法などを固める。
過年度に改築したプール棟を除くゲーム棟・センター棟(SRC造一部S造地下1階地上4階建て、延べ床面積1万2374・99)を再整備する計画。
基本構想案によれば、整備コンセプトは「市民誰もがスポーツのある暮らしを身近に感じ、心の豊かさを育む拠点」。市民の利用だけでなく「みる」機会の提供、市内全体の競技力向上に寄与する施設とする方針だ。
入札不調などが相次ぐ情勢を踏まえて、改築だけでなく現況施設の改修案についても検討していた。2月に行ったサウンディング調査では改修案を困難とする意見が多数みられており、基本構想案では改めて建て替えの方針を前提に検討を進める考えが記載された。
ただし構想案時点で明確な方向は決定しておらず、最終的には基本計画段階で改築・改修などの案から方向を決定する格好となる。
事業手法については従来手法と民間活力導入方式の2案を検討。基本構想案段階では手法を明言せず、2案両方の概略スケジュールを示した。
2案ともに2027年度内に基本計画をまとめる流れまでは同様だが、従来方式の場合は28〜29年度を設計、34年度までを施工に充てる予定としている。一方で民間活力を導入する場合は28〜29年度を事業者選定期間とし、35年度までに設計・施工を進める見通しだ。
民間活力を導入した場合、手法の候補はDB+O、DBO、PFI、コンセッション方式などとしている。事業手法は基本計画で決める予定。
提供:埼玉建設新聞