川口市は、鳩ヶ谷庁舎(三ツ和1−14−3)改修工事を建築・電気・設備の3工種分離で発注する。施設内に保健所機能を集約するための内装改修、老朽化した設備の更新を図る計画。建築工事は秋をめどに一般競争入札で公告し、電気と設備は8〜9月ごろに発注する見通しを示している。12月議会で本契約を諮った後、年明けから工事に取り掛かるイメージだ。
現庁舎は5階建て、延べ床面積1万698uの規模を有し、1994年に竣工した。建築関係の部署などが配置されていたが、庁舎2期棟が完成したことで多くの部署が異動している状態。
空いたスペースを活用して川口保健所や地域保健センターにある保険関係の部署を移転させて、鳩ヶ谷庁舎内に保健所機能を集約する計画。そのレイアウト変更などに伴う間取り改修、老朽化した給排水・空調設備などが主な改修対象だ。
鳩ヶ谷庁舎はエントランス部分が吹き抜けとなっており、特定天井に該当している。多くの部署が異動して施設内に人が少ない今、老朽化対策と同時に特定天井対策(約400u)も実施する。
建築では特定天井対策と空調更新に伴う天井改修など、設備で設備機器の整備・取替と各種配管の改修、電気がこれらの工事に伴う電気工事一式を実施する。そのほか、自動制御機器と計装設備の全面改修を随意契約で委託する見込み。
実施設計段階ではこうした設備関係に加えて外壁の改修も見込んでいたが、今回の施工内容には含めない見通しだ。
改修中も鳩ヶ谷庁舎の機能は維持する考え。施工後、2028年度内の保健所機能移転を目指している。
工事費は当初予算で設定済み。本年度分の費用5億7381万6000円と、2027年度までの債務負担行為として8億5930万4000円を編成した。
実施設計はサトウ設計(川口市、рO48−295−9816)が担当している。
提供:埼玉建設新聞