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北陸工業新聞社
2026/07/24

【富山】工法武器に営業展開へ/県のリフレッシュ協会が総会

 老朽化モルタル吹付法面補修工法の発展・普及を目的とした「富山県のリフレッシュ工法協会」の通常総会が22日、富山市の高志会館で開かれ、2026年度の事業方針を決めた。
 「のリフレッシュ工法」は、老朽化した吹付モルタル法面を取り壊すことなく、樹脂吹付工(増厚工)などでリフレッシュさせるもの。モルタル面や表層地盤を安定させ、施工の安全性や信頼性を高める。建設廃棄物を発生させず、環境にも優しい工法。17年に設立し、会員数16社。
 総会には14社が出席。冒頭、岡部竜一会長があいさつに立ち、「補修が必要なモルタル法面は県内に多く存在しており、各地域の会社が協会に加盟し活動していることを発注者サイドも受け止めている。地域の地山や地質は地域の会社が一番把握している。工法自体を武器に地域の強みを活かした営業活動を行うことで、受注につながる提案もできる」との考えを示した。続いて、事業報告・収支決算、事業計画・収支予算の2議案を審議し、原案通り承認した。26年度については、現場見学会や陳情・要望活動をはじめ、コンサルタント会社に対するPRなどを予定している。
 中部・のリフレッシュ工法協会の西川貴広支部長は、「工法の実績は、これまでに全国で約94万平方メートル。県内は伸び代があり、会員の協力を得て発展させていきたい。建設業界を取り巻く環境は大きな転換期を迎えており、求められる役割は年々高まっている。経験豊富な技術者の知見を次世代へ確実につなぎ、魅力ある職場環境を整えていくことが今後の使命」と述べた。
 引き続き、別府正顕本部技術員による技術講習会「吹付モルタルクラック抑制剤〜アルベーム」が行われた。アルベームは、木質繊維由来のミクロフィブリルセルロース(MFC)を主成分とし、「モルタル吹付面に散布することで保水材・膜としての機能を有し、初期の乾燥収縮によるクラック抑制効果が得られる」と説明した。

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