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滋賀産業新聞
2026/07/27

【滋賀】滋賀県 琵琶湖博物館改修の基本計画策定へ

 滋賀県は、琵琶湖博物館の改修に向けた基本計画の策定に取り組む。今年度内に老朽度・健全度調査および改修基本計画策定支援業務を委託し進め、中長期保全計画書、建築設備劣化診断報告書、改修工事基本計画書などを取りまとめる考えだ。
 県立琵琶湖博物館(草津市下物町1091)の施設規模は▽本館棟=RC造地下1階地上2階建、延1万7512・3平方b▽水族棟=RC造2階建、延6474・7平方b―。
 1996年(平成8年)の開館から30年経過し、機械設備の老朽化、館内各所で地盤沈下による配管断裂および原因不明の雨漏り等、様々な不具合が生じており、施設全体の老朽化対策が課題となっている。
 そこで、既存不適格となっている特定天井対策等も含む専門的知見に基づく劣化診断等の建物調査の実施および今後の博物館の在り方も含めた中長期的な保全計画、改修基本計画の策定が必要となっている。
 このようなことから、今回の業務では、老朽化対策に必要な経費の額、実施すべき時期等の基礎的情報の取得および早急な修繕の必要性を見極めるための老朽度・健全度調査を実施し、当該調査結果の評価を行い、保全計画策定・概算算出を行うとともに、改修、保全等の中長期的な整備について優先順位を付け、計画的に実施するための改修基本計画を策定するために必要な資料を作成する。
 業務内容は、まず老朽度・健全度調査(建築設備劣化診断)により、設備等の一定単位ごとに点検を行い、劣化状況等を把握するとともに、部品等の入手可能性等の調査を行い、改修および修繕・整備を実施すべき時期および必要な経費のほか、改修および修繕・整備を実施しない場合のリスクなど、必要な情報を調査するとともに、配管劣化状況、アスベスト含有可能性を調査する。
 調査結果に基づき、中長期保全計画(機能改善提案項目を含む)を策定する。そして、改修基本計画策定支援(改修工事基本計画業務)により、改修工事基本計画を策定するため、緊急対応改修、建物外施設改修、特定天井改修等、基礎資料を作成する。
 老朽度・健全度調査結果の報告を12月中に行い、当該結果に基づき改修項目を決定した上で、中間報告を2027年(令和9年)2月中旬に行う。
 また、業務を進める中で、建築物および建築設備の大規模改修にあたり、国の補助金・交付金等が活用できるよう情報収集に努め、その検討を行う。

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 業務の契約予定者を公募型プロポーザル方式により選定する。参加資格は県の入札参加有資格者名簿(建築設計監理)に登録されている者など。企画提案書等の提出期限は8月12日。プレゼンテーション審査会は8月26日の予定。委託期間は契約締結日から27年(令和9年)3月31日まで。予定価格は5312万6560円(税込み)。

提供:滋賀産業新聞