三島市・裾野市・熱海市・長泉町・函南町で構成するごみ処理広域化検討協議会は7月17日、第4回広域一般廃棄物処理施設建設候補地選定委員会を開いた。熱海市内の候補地(県道11号熱海函南線笹尻交差点付近)について2次評価の結果、「建設用地として適性が高いと考えられる」とする評価を委員に共有した。
また、施設整備に向けた整備費の概算が示され、用地取得費として2億〜3億円、造成費として6億〜7億円、右折進入するための道路拡幅などの道路整備に2億〜3億円、下水道の整備に約2億円、特別高圧線の整備が数億円規模となる見込みであることを報告した。
2次評価では、「土地利用の制限」「地域の合意形成の状況」など5項目を対象に重要度に応じた配点を行い、75点満点で評価した。熱海市内の候補地は、候補地の災害リスクや地域との合意形成の状況について高く評価され69・4点となった。一方で事業化に当たり、地元住民の理解を得るために積極的な情報公開や環境影響などの対策が必要であることが報告された。事業の実現性に重大な影響を及ぼすリスクとなり得る項目はなかった。
8月に実施される第6回ごみ処理広域化検討協議会で候補地を選定する。広域化への参加については、各市町が第3四半期までに判断する。
また、建設候補地に整備する場合、三島市、長泉町、裾野市からの収集運搬距離が現状に比べて大幅に延伸するため、輸送コストや中継施設の検討が必要になるとしている。
ごみ処理広域化の取り組みでは、1日当たり300d程度の処理を行うことができるエネルギー回収型廃棄物処理施設の整備を検討している。候補地の選出では、面積が約2f以上の土地であることや、ごみ処理施設を整備することが困難な規制地域を含まないことなどの選出基準を設け、検討を進めてきた。
(提供:褐囃ハ新聞社)