滋賀県は、県営新池(大篠原)地区土地改良事業(農地防災事業〔ため池整備事業〕)に係る緊急防災工事を計画、今年度より来年度にかけて実施設計(応札日7月24日)を行い、来年度中頃より工事着手していく。
同事業は、築造年代が古く危険な状態となっている老朽ため池を全面改修するもので、事業費は総額2億4900万円程度を想定。2029年度(令和11年度)末の全体完成を予定している。
野洲市大篠原に位置する農業用水源施設である新池(大篠原)地区ため池は、堤体の老朽化・脆弱化が進行して耐震性を有しておらず、大規模地震等が発生した場合には決壊の恐れがある。また、取水施設の底樋管の管径不足、緊急放流施設の未整備、取水孔の断面不足など、必要な機能を有していない箇所もあり、緊急時の排水処理ができないことが懸念される。
主な工事は、貯水池の堤体・洪水吐・取水施設の改修がメイン。具体的には、堤体工は遮水シート工法、堤高3・2b、堤長134b、堤体積4000立方b、堤頂幅3b、貯水量6800立方b、余裕高1・15bなど。その他、法面保護工や地盤改良等も実施ていく方針。
提供:滋賀産業新聞